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【必読】「足が速くなる練習方法を教えてください」という質問には回答できないという話

※2023/10/01にサイト改修を行ったためデザイン等崩れている箇所がありますが、順次修正予定です。

部活動している中高生小学生の保護者からよく「速く走るための練習を教えて下さい」という質問が来るが、その質問には絶対に回答できない。
その質問は学生であればクラスの話したこと無い友達に「どうやったら勉強できるようになる?」と聞かれるのと同義であり、社会人であれば他部署の後輩に「どうしたら仕事できるようになりますか?」と聞かれるのと同義だからだ。

スポーツはメニューをこなせば上達すると思っている人が非常に多いが、今回の記事を読めばどうすれば自身(子供)がスポーツでハイパフォーマンスを発揮できるかの足がかりになるだろう。

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

中高生向けの競技力アップの情報発信や、小学生向けの陸上教室を行っているとよく、「やっておいた方が良い練習を教えて下さい」という質問が来ます。

上のLINEは陸上アカデミアの体験レッスンに来てくださった方の保護者様からの感想LINEなんですが、こういったやりとりを週1くらいでしています。
先日も体験に来てくださったお子様のお父様が「メニューを知りたいんですよね」と言っていました。

そのたびに僕は「その質問には回答できないです」という旨をお答えしているんですが、毎回その理由を説明するのに飽きているのでここらでまとめて回答しておきたいと思います。

目次

結論

【今日の結論】
「今の問題を解決する道具」が練習であるので、「やっておいた方がいい練習」というものは存在しない。

ではなぜ「『やっておいた方がいい練習』というものは存在しない」という回答になるかを解説します。

「練習メニューを教えて下さい」という質問は努力至上主義の負の面

パフォーマンスが向上しない人の思考法

まず練習メニューを聞く人の心理を考えてみましょう。

おそらく小学生の保護者、それから中高生持参に部活やってる中高生全てのこの質問する方の脳内では、

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(凄い)練習メニューを行う

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[sankaku][/sankaku]

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パフォーマンスが上がる

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このような思考だと思います。
具体例を挙げましょう。

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桐生選手がやっていた練習をやる

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[sankaku][/sankaku]

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自分のパフォーマンスも上がる

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です。

そしてこの思考している限りパフォーマンスは決して上がりません。
その理由を今から説明していきたいと思います。

本当に練習メニューでパフォーマンスが向上しているのか?

「練習をしたから結果が出る」は誤り

上の考えをしている人は「練習をするから上達する」と考えているのではないでしょうか?

[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/12/1022298-e1546411547218.png” name=””]いや、そりゃそうでしょ、練習をするから上達するんだよ!