【全国7位直伝】小学生が走り幅跳びの記録を伸ばすためのトレーニングはジャンプ力&走力アップだ!

小学生が走り幅跳びの大会で良い記録を出したいと思った時は大会の直前に焦るのではなく、事前に正しいトレーニングをすることが大切です。
正直これだけやっておけば大会当日に焦ることはなくなります。
Contents
本日の質問
こんにちは、陸上アカデミアの内川です。
内川
今日は小学生が走り幅跳びの記録を上げるためのトレーニング内容について回答していきます。
走り幅跳びについて教えて下さい。
小学生です。
何度やっても記録が伸びなくて困っています。
もうすぐ大会です。
小学生最後の大会なのでどうしても選手に選ばれたいです。
助走、フォ―ム何でもいいので教えて下さい。お願いします!
悩める相談者
まとめると
- 走り幅跳びをやっている小学生
- 最後の大会間近
- なんとか選手に選ばれたい
ですね。
ではここから回答していきます。
結論
小学生でも中学生以上と同様、鍛えるべき能力は走力とジャンプ力だ!
小学生が走り幅跳びを行うのは良い選択だ!
まず初めに、小学生から走り幅跳びを行うのは将来的に考えても良いことだということです。
私、内川は中学1年から大学4年まで10年間走り幅跳び1本で取り組ん
最近になって思い出したんですが、実は小学6年生の時に学校が任意で募集していた市で開かれる陸上大会に走り幅跳びで参加していました。
記録は覚えていませんが…。
なので厳密には走り幅跳び歴11年ですね…
内川
それで11年間走り幅跳びをやって結果的に良かったなと思ってい
走り幅跳びに熱中するメリットはこんなにある!
まずなにより楽しい!
これが一番です。
普通に走るより圧倒的に楽しいです。
小学生はまだまだ泥だらけになって遊びたい年頃です。
単純に砂場に跳び込むのが楽しいんですよね。
こんなきっかけで始めたとしても、
そこから真剣に取り組むようになるのは、
ハードルよりテクニカルではなく、 100mより工夫の余地がある!
断言しますが100m走で全国大会決勝に残るには圧倒的に才能が
大変厳しい、そして嫌悪感を抱く方が多いかもしれませんがこれは圧倒的な事実です。
ここをはき違えて「努力は必ず報われるから5倍練習してやる!
才能ある人が2時間練習していたら、
物理的に無理ですし、スポーツする時間しかなくなります。
スポーツバカになってはいけません。
ここまでは足の速さのみで勝ち負けが決まる100m走の話でした。
100m走の結果はこのようにして決まります。
単純な走力勝負の100m走は才能の割合が強いかもしれませんが、
たとえば走り幅跳びだと記録はこの掛け算で決まります。
つまり100m走で負けても、
三段跳びに関してはもっと足が遅い人に優しいです。
スピード以外の要素が4つも含まれます。
このように走り幅跳びは自分の走る才能がトップクラスでなくても
しかしやはり記録の大部分(というか上限)
なので正確には走力以外で勝つ可能性も残しつつ、ジャンプ力やテクニックでも勝負できる種目なのです。
たいていどの大会でもある
小学生の大会だと元々ない種目やたまに実施しない種目があります
例えば三段跳びは高校生までないですし、
一方走り幅跳びはこれらの種目と比べてメジャーかつ競技者も多い
なので
必死に練習したけれど大会にエントリーしようと思ったら出
真面目な小学生
ということはないです。
以上の理由から走り幅跳びを小学生のうちから取り組むことは非常
これをきっかけに陸上競技の世界に足を踏み入れていただければ内
小学生だろうと行うべき練習は走力アップと脚力向上だ!
ここまでで小学生が走り幅跳びを行うことは非常に有用だというこ
では実際に走り幅跳びに取り組むとして、
まず基本的に「小学生だからやることが増える!」
同じルールで走り幅跳びを行う限り、
誰が競技しても記録は以下の公式で求められます。
理由は複雑に考えがちですが走り幅跳びを丁寧に解説すると「走りのスピードを殺さずに跳び、ロスなく着地する種目」です。
つまり走力を上げるか、踏切を上達させるか、
そして踏切、
中高生でも上手にできる選手は少ないです。
なので優先的に取り組むべき内容はその重要性からみても「走力>
記録上限を上げるには走力アップ一択だ!
つまり走り幅跳びの記録を向上させるために最も大切な要素は「
これはもう「足を速くすること」と同義ですので、
加えて特に助走スピードを上げる場合は加速走という練習が有効で
加速走のやり方
必要人数:3人
- 走者
- 計測者
- 手おろし係
- 加速区間と計測区間に区切る
- 加速区間のスタートから走りはじめ、できる限りスピードを上げる
- 加速区間に立った手おろし係は選手が前を通過した瞬間に手を下げ、
計測係はその瞬間からタイムを測り始める - 計測区間のタイムを測る
やり方を図解するとこうなります。
加速走の距離
走る距離は小学生なら
- 30m+30m
- 20m+40m
あたりがオススメ(走り幅跳びの助走が20~30mなので)です。
詳しい加速走のやり方はこちらをご覧ください。
バウンディングで脚力、ジャンプ力を上げよ!
先ほど
「踏切」と「着地」はテクニックが必要で中高生でもできていない選手が多い
内川
「中高生でも難しい踏切、着地を小学生にマスターしろ!」
なので基本的に小学生に上手な踏切、
上手さは求めないが、きちんとは踏み切ってほしい
「上手な踏切」は求めませんが、「きちんと踏み切ること」
というのも、小学生の走り幅跳びの試合を見ていると皆踏切がないんです。
例えば高校生以上の試合を見ると、全力に近い速度で走って踏切板できちんとジャンプしています。
しかし脚力が足りない小学生はここでジャンプできずに、
例でいうとこういう跳び方です。
一方正しい走り幅跳びはこのような形になります。
違いがわかりますでしょうか?
ダメな例は、大股で走っているだけですね?
本来であれば踏切板できちんとマリオのジャンプをしないといけないんです。
このようにしっかりとしたジャンプを最後に入れることが大切です。
ジャンプできない理由は「脚力不足」か「知らない」か
ではなぜ踏切板でジャンプできないのか?
その理由は以下の2つです。
- ジャンプしなければいけないことを知らない
- 自分の体を浮かせるだけの脚力がない
1.の知らないも知れば結局は「脚力不足」に分類されるので、
そのための練習は
- バウンディング
- スキップ踏切
の2つがあります。
それぞれこちらで解説しているので、
>>バウンディングについて
>>スキップ踏み切りについて
小学生のうちは踏切のテクニックや着地の技術がなくても、
このように結果が出れば楽しくなって、もっと運動にのめり込むことは間違いなしです。
運動は学力を向上させるというという研究結果を存分に享受するためのきっかけとしても走り幅跳びは極めて効果的だと思います
まとめ
走り幅跳びの練習で得られることが非常に小学生の将来のためになるので、スピードとジャンプ力を高めよ!
関連
運動が苦手で「子供には絶対そんな思いさせたくない!」と思っている親御様へ

まずはこのブログで運動神経を良くする方法を学んでみてください。
必ずお子様の足は速くなります。
それでも物足りなくなった場合。
こちらからカウンセリングありの体験レッスン(2時間)を申し込むことができます。
お受けできる数には限りがありますので、なんとしてもお子様の足を速くしたい方はお早めにお申し込みください。
この記事を書いた代表内川が直接レッスンをします。

まずはこのブログで運動神経を良くする方法を学んでみてください。
必ずお子様の足は速くなります。
それでも物足りなくなった場合。
こちらからカウンセリングありの体験レッスン(2時間)を申し込むことができます。
お受けできる数には限りがありますので、なんとしてもお子様の足を速くしたい方はお早めにお申し込みください。