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〜小学生時代にかけっこが速いと自信と積極性のある子に育ちます~

それ遺伝じゃないです!子供の足が遅い原因の半分以上は親にある!

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
陸上アカデミア代表。 中学時代に陸上競技と出逢い、以降大学まで10年間陸上競技に打ち込む。青山学院大学時代には走り幅跳びで全国7位&大学記録更新を達成。『幼少期の運動能力は将来の学歴と年収に比例する』という衝撃の研究結果と出逢い、『学力を上げるためのかけっこ教室』を運営している。
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足が速いのは遺伝だと思いますか?
運動会でリレーの選手になれないのは遺伝のせいではなくて、環境のせいです。
「親も足が遅いから」という理由で遺伝だと思っていたら、大変な損をしています。

【※このページを読むメリット】
「遺伝で足が遅い」と諦めている方でも子供の足が速くなる方法が書いてあります。
今回の記事は文字数1万字超の大作ですが、「うちは足が遅い家系だから…」と思っているあなたにこそ読んでいただきたいです。
ぜひブックマークして、何度も読み返して運動能力向上にお役立てください。

Contents

本日の質問

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

内川

今日は「足が速い(遅い)のは遺伝ですか?」という質問に回答していきたいと思います。

【走るのが速い子供は遺伝ですか?】

私は幼稚園児、小学生の時いつもかけっこでビリで本当に嫌な思いをしたし、何でなんだろうと思っていました。
習い事はピアノしかしていなく「運動系のものはしていなかったからなのか」と悩んでいましたが、
友達は運動系の習い事もゼロ、部活もクラブも文化系なのにいつもリレーの選手で羨ましかったです。

2人そうゆう友達がいたのですが、どちらも『おじいちゃんからの血を受け継いだ』みたいな事を言っていました。
生まれてくる娘には運動会や部活で嫌な思いをさせたくありません。

確かに私は幼稚園からぽっちゃりだったしいつも家で本を読んでいたのでそれが原因でしょうか。
3歳くらいまでは公園や家の道路で近所の子と遊んでいました。

しかし幼稚園の体育の時間が嫌でいつも泣いていたし、鬼ごっこではいつも最初に狙われてたのを覚えています。
運動神経が悪いせいで中学の部活では他の皆に追いつけず、いつも悔しい思いをしていました。

何故でしょうか。
運動神経が良い子は幼稚園に入る前から何かやらせているのですか?
娘には本当に走るのが速くなって欲しいのですが、どうすれば良いですか。

運動神経が良い子に恵まれたママさん、パパさんアドバイスお願いします!
あと、運動神経が良い子は、頭の回転も速く、勉強もできる子が多いと思うのですが、関係ありますか?

悩める相談者

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

  1. 幼稚園、小学校の徒競走でいつもビリで悔しい
  2. 運動神経の良い子は頭の回転が速く、勉強もできる子が多いと思う
  3. 3歳までは外で遊んでいた幼稚園からぽっちゃりしてきた
  4. 運動系の習い事をしていなかったから?と思っている
  5. 足の速さは遺伝なのか?
  6. でも運動系の習い事をしていなくてリレーの選手に選ばれた友達が2人いる
  7. 娘に同じ思いをさせたくない
  8. 幼稚園に入る前に何をやらせたらいいのか?

ですね。
今回は質問内容がボリューミーなのですが、いつも以上にわかりやすく書いているのでぜひとも読み切って活用してください!

結論

【今日の結論】
全国大会に出場できないレベルの差は「遺伝」だが、リレーの選手になれない程度の差は幼少期に運動が身近にあったかどうかの環境要因である。
その環境を作れるのは唯一親だが、親自身が運動が嫌いだとそれも難しい。
それでも子供には辛い思いさせたくないと思ってるのであれば、「運動能力の伸ばし方を学ぶ」か「プロに任せよう」!

今日の内容はいつもの記事3本分くらいのボリュームがあります。
なので特例としてまとめを箇条書きにしてあるので、時間がない方はここだけ読んでください。

この記事のまとめ
  • 運動神経が悪いと嫌な思いをする
  • 運動ができると勉強もできるのはどちらも脳で行うから
  • 運動神経が悪い原因は3つ
  • 幼稚園以降は「比べられる」から「苦手」が「嫌い」になる
  • 比べられる前に「体の使い方をマスター」することが大切
  • 足が遅い理由は「遺伝要因」「環境要因」
  • どちらの要因も親ゆずりである
  • 運動が苦手な親は子供に運動をさせないから苦手になる
  • リレーの選手に選ばれる程度は「遺伝要因」ではなく「環境要因」
  • 遺伝的に優れていても運動嫌いになることがある
  • 遺伝的に優れていなくてもエースで4番になれる
  • 幼稚園入園前にすることは「体の使い方を学ばせる」こと
  • 方法は「親が学習する」「プロに任せる」のみ

今回の相談内容は子供の足が遅くて困っている全国のご両親に対して、非常に深い気づきを与えてくれる内容なので、丁寧に解説していきたいと思います。

運動神経が悪い理由はイメージと筋肉の連動性

まずはじめに、「幼稚園、小学校の徒競走でいつもビリで悔しい」という内容から入っていきます。

走りが遅いというのは言い換えると運動神経が悪いということが言えるかと思います。
ではなぜ運動神経が悪いといけないのでしょうか?

運動神経が悪いと嫌な思いをするから

それは「嫌な思いをするから」です。

幼稚園児や小学生の時一のかけっこでビリで本当に嫌な思いをした

悩める相談者

鬼ごっこではいつも最初に狙われたのを覚えている

悩める相談者

実際に相談者様もこうして嫌な思いをしてますね?

そしてその思いが行き着く先は「運動が嫌い一択」です。

幼稚園の体育の時間が嫌でいつも泣いていた

悩める相談者

運動神経が悪いせいで、中学の部活では他のみんなに追いつけずいつも悔しい思いをした

悩める相談者

つまり運動神経が悪いことによって運動に対する苦手意識が生まれ、結果的に運動が嫌いになってしまっています。

足が遅い(運動神経が悪い)

運動で嫌な思いをする

運動が嫌いになる

ということはそもそも「運動神経が悪い」というのが原因ということがわかります。
ではなぜ運動神経が悪くなってしまうのでしょうか?

→【子供の走り方がオカシイときにチェックしたい項目一覧

運動神経が悪いのは3つの原因があります

運動神経が悪い原因は以下の3つです。

  1. イメージできない
  2. イメージをうまく伝えられない
  3. 伝わったイメージを再現できない

運動に限らず人間の全ての行動は脳で決定しており、その決定した情報を体に伝え体(筋肉)が再現するということで行動できます。


例えばあなたが今このページを見ているのも、脳が目から入ってきた情報を処理して「このページを見よう!」と考え、その指示を指に出し、指が実際にこのページをタップしたから今この文章を読んでいるわけです。

目からの情報を脳で処理

「気になる!このページを読もう!」

親指「タップしろ!」と指示を出す

親指が無事に指示通り動き、タップする

今この記事を読む

これはとても簡単な例なので、「1.脳がイメージできない」ということはないかと思います。

ではあなたは自分が100mを10秒台で走ってるところを想像できますか?
大抵の方はできないと思います。
これが「イメージできない」という問題です。

100mに限らず、

  • サッカーで無回転シュート打っているところ
  • 野球で柵越えホームランを打っているところ
  • バスケでダンクを決めているところ

意外とイメージできないスポーツの動きはありますよね?

そしてできたとしてもそれを体(筋肉)に伝えられないと実際の行動にはなりません
さらにイメージを再現できる筋肉がないと、実際の行動を取ることも難しいです。

バスケのリングに届かないのにダンクができるわけないですよね?
これはイメージして体が動いたとしても筋肉がついてきていない状態です。

これはあくまでも例なのでかなり難易度の高い動きを要求していますが、運動神経が悪いというのはありふれた運動動作でこのような一連の指示系統が上手く機能していない状態のことを言います。

→【運動神経を伸ばすにはコーディネーショントレーニングだ!

運動神経が良い子は頭もいい

今回の質問には「2.運動神経の良い子は頭の回転が速く、勉強もできる子が多いと思う」とありましたね?
「運動神経が良い子は頭も良い」というのは、「1.イメージできない」をスムーズにクリアしているからです。
脳内で完結できる「イメージする力」がクリアできているとすると、運動の第一関門はクリアですね。

しかし運動神経が良い条件は「イメージをうまく伝えて、そのイメージを体で再現する必要」があります。
ですが勉強は脳内だけで完結する問題です。
従って「イメージできる=運動ができる」にはなりませんが「イメージできる=勉強はできる」にはなります

よく言われるスポーツ選手で「勉強はできないけれども頭の回転が速い」というのはこちらのタイプです。
脳内イメージ(処理能力)は高いけれども勉強の優先順位を下げたために、「頭脳を鍛える」ことを放棄した結果勉強はできないということですね。

→【50m走を速くするのはフォームと脚力に気を使おう

運動が苦手なのは運動してこなかったから

では質問者様が運動神経が悪いのは認めるとして、なぜ運動神経が悪くなってしまったのでしょうか?

運動嫌いになった状況を整理してみる

これは卵が先か鶏が先かの話になってしまうのですけれども、運動が苦手な理由は運動してこなかったからです。
質問者様は当時のことをこう振り返っています。

幼稚園からぽっちゃりだった

悩める相談者

いつも家で本を読んでいた

悩める相談者

しかしこうも言っています。

3歳くらいまでは公園や家の道路で近所の子と遊んでいました

悩める相談者

つまり幼稚園入園(4歳)までは外で遊んでいたけれども、その後いつも家で本を読むようになった結果ぽっちゃりになり、幼稚園のかけっこでもいつもビリになった。と言えます。

時系列で見るとこうですね。

幼稚園入園前(3歳) 外で遊ぶ
幼稚園入園後 鬼ごっこでいつも最初に狙われる

かけっこでいつもビリ

体育が嫌で泣く

家で本を読むように

ぽっちゃり

ここで大切なのは「幼稚園入園前は運動していた事実」「幼稚園入園後は体育が嫌で泣いている事実」です。

体育が嫌で泣いているというのは、もう運動が嫌いになっています
すると運動を避けて家で本を読むようになりますし、運動しないのでぽっちゃりしてきます。

ということは幼稚園入学前後に何かしらの問題があったように思います。

→【小学生が速く走るために何をすればいい?と聞かれたら外せない練習はバウンディング

幼稚園入学前後に何があったのか?

おそらく幼稚園入園前は「他の子と比べてなんとなく運動が苦手程度」だったのでしょう。
しかし幼稚園入園後には「他の子と比べて運動が苦手」になります。
理由は嫌でも「かけっこで比べられ、鬼ごっこで比べられるから」です。

遊びなら「なんとなく苦手かな?」で済みますが幼稚園では明らかな序列がつくので「運動が苦手な子」というレッテルを貼られてしまします。

これらは全て少しの差なんです。

例えば鬼ごっこをしてよく捕まる、そうすると「鬼ごっこ=嫌だ」という感情が浮かんできます。
この「嫌だ」が何度も重なると、「鬼ごっこ=嫌だ」から「運動=嫌だ」となります。
結果的に外で遊ぶ頻度が減り、家の中で遊ぶ時間が増えます
そうすることによって運動習慣はなくなり太りますし、運動に対する苦手意識もどんどん高まっていきます

そしてここまでの予想通り、追記でこのような文章がありました。

>子供は体の動かし方がわからないまま小学生になり、運動に対して苦手意識を持ってしまい、ますます運動をしないまま成長してしまいます。

本当にこれ!です。
私の親が自転車にも乗れない運動音痴だったし、本を読まされたりしていたので気づいた頃は遅しでした。

ここが今回の記事で最も大切なところです。

運動に対する苦手意識の根底には「みんなと比べて体を上手に動かせるか」が影響しているわけです。
そしてそれは遺伝ではなくて、比べられる前に「運動をしていたか」で決まります。

→【足が速くても役に立たないという人はみんなないものねだりじゃん

比べられる前に運動能力を伸ばせる唯一の方法

ではみんなと比べられる前に運動をするにはどうすればいいのでしょうか?

よーく考えてみてください?

何も教えていないのに、子供が勝手に追いかけっこしますか?
勝手にサッカーボールを蹴り出しますか?

そんなことはありません。

全ては親がその環境を与えてあげなければなりません。 その上で子供がそこに興味を示せば一緒に遊べばよいですし、示さなければ他の遊びを与えてやればよいです。

幼稚園入園前の子どもの世界の構成要素は「自分」「家族」しかいません。
つまり親が運動する機会を与えてやらないと、子供は体の使い方を学んで運動能力を伸ばすことはできないのです。

ここまでをまとめるとこのようなことが言えます。

ここまでのまとめ
  • 運動神経が悪いと嫌な思いをする
  • 運動ができると勉強もできるのはどちらも脳で行うから
  • 運動神経が悪い原因は3つ
  • 幼稚園以降は「比べられる」から「苦手」が「嫌い」になる
  • 比べられる前に「体の使い方をマスター」することが大切
運動神経が悪いと嫌な思いをするので、比べられる前に体の動かし方を学ぶことが大切

ではなぜ比べられる前の段階で体の動かし方が上手な子と、苦手な子が生まれるのでしょうか?

この記事で最も大切な話をしますね。

→【一流コーチをつければ子供の足は速くなる!

足が遅い理由の半分以上は親にある

衝撃的かつちょっと認めづらいことかもしれませんが、比べられる前の段階で体の動かし方が苦手な子が生まれる(=お子様の足が遅い)理由の半分ないし半分以上はご両親にあると私は思っています。

理由は

  1. 遺伝的要因
  2. 環境的要因

の2つです。

運動能力は遺伝的要因が関係する

まず遺伝的要因というのは、もちろんあの遺伝です。

身長や体重、疾病それから学力といったものと同様に、運動能力もご両親から遺伝します。
コピーではなく遺伝なのでご両親二人の能力をそれぞれ組み合わてお子様の基礎能力は決まります。

綺麗事抜きにいうと運動神経の良い子両親から生まれたお子様は運動神経が良い一方、そうではないご両親から生まれたお子様はやはり運動神経で劣ってしまう部分もあります。

ただ今は、運動神経の悪い両親の子供は運動神経悪くて当然だよね!という話をしたいのではありません。

実際に運動神経が悪い親の子供でも、運動の出来るお子さんはたくさんいます。
その差はどこから生まれるのかと言うと、環境要因です。

環境要因こそ両親の運動能力に多大なる影響を受ける

環境要因こそが両親の影響を最も受けるという事実の一番わかりやすい例は、運動が苦手な親は子供と運動をすることが少ないということです。

運動が得意なご両親は子供と休日に一緒にサッカーをしたりキャッチボールをしたりランニングをしたりするかもしれません。
ですが運動が嫌いな親は、そもそも自分が運動をするのが嫌いなので子供と運動することも少ないです。
その結果子供の運動能力を落としていることに気づくべきです。

ただ運動が苦手な親も2タイプに分けられます。

  • 自分は運動が嫌いだからこそ子供にはそういう思いをさせたくないと思って英才教育ないし一緒に頑張って遊ぶ親
  • 自分が運動嫌いだから子供と一緒に運動もしない

です。

小学校入学時の運動能力は家庭環境で決まる!

子供が走り始めるのが2歳として小学校1年生に上がるまでの3年間、両親と一緒に遊んで育った子。あまり遊ばなかった子。
この二人の子供が同時に小学校に入学して「いっせーのーせ」でかけっこすると、どちらが勝つでしょうか?

圧倒的にたくさん遊んで育った子供の方が運動能力が高いです。
人の回路というのは不思議なもので、使えば使うほどよりスムーズに動くようになっています。

「今までは家庭の中で比べるものがなく育ってきた子供が、いきなり他の子供と比べられる」

これが小学校の正体です。
3年間かけて培ってきた運動能力を試される場が小学校の体育の時間なので、ここで初めて「あ、自分はみんなと比べて足が遅いんだ」ということに子供ながらに気づきます。

すると必ず「嫌だな」という運動に対して負の感情が付随します。
結果的に段々と運動から遠ざかるようになって、さらに足が遅くなります

この悪循環ですね。

専門的に言うとバタフライエフェクトですが、小学校入学時の小さな差が卒業時には埋められないほどの差となってします。

少し足が遅い

他人と比べて足が遅いことに気づく

運動に対してネガティブになる

余計運動をしなくなる

さらに足が遅くなる

 
 
 

卒業時には埋められない差となって現れる

この目も当てられないほどの差が現れた要因は「小学校入学までに運動をさせていたかどうか」です。

これまで「遺伝」と思っていたものは実は「環境」だった

そしてまさに質問者様は「運動させられてこなかった子供」です。
上の図だと一番右の子供に当たります。

理由はこれです。

私の親が自転車にも乗れない運動音痴だったし、本を読まされたりしていたので気づいた頃は遅しでした。

悩める相談者

そうなってしまった理由は、運動する環境があったかどうかだけです。

親が運動をさせないと「体を動かすのが苦手な子」になる

つまりこれまで遺伝だと思っていたものの大半は実は環境要因だったということが分かるかと思います。

親の運動能力を子供が引き継いでいるから運動ができないのではなくて、運動嫌いの親のもとで育ち、運動能力が十分発達していない状況で周りと比較される環境に放り出されたために、運動が嫌いになり、結果的に運動が苦手になってしまったのです。

そして本人も親に「親が運動が苦手だから自分もその遺伝を受け継いだんだ」と納得してしまうわけです。
しかし本当に受け継いでしまったものは「運動が身近にない環境」です。

では走るのが速い、遅いと遺伝は全く関係ないのでしょうか?

世界大会、全国大会出場レベルは遺伝が関係する。

世の中のタブーに切り込んでいくと、足の速さは遺伝します
これは才能などのギフテッドな部分に寄ります。

例えば私がどれだけ頑張っても100m9秒台では走れませんし、走り幅跳びで9m跳ぶこともできません。
ただ100mは10秒では走れますし、走り幅跳びは7m跳ぶことができます。
100m10秒では全国大会には出ることはできませんが、走り幅跳びで7m跳べば全国大会には出られます。

陸上競技は1種目50人も出ませんので、それだけで全国50番以内には入るわけです。
統計によると私と同い年の男子は700万人ほどいるので、50/7,000,000の割合です。
(ちなみに私は走り幅跳び全国7番なのでこれで計算すると7/7,000,000となり、丁度百万分の一になります。)

さすがに百万分の一を「環境要因」でなんとかなるとは思っていません
野球少年全員が甲子園に出れるわけではないですし、サッカー少年全員が国立に出られるわけでもないです。

運動会のリレーの選手になる確率は1/10→遺伝ではない

一方、運動会でリレーの選手に選ばれるくらいの速さであれば、「遺伝」や「速筋が~」とかは全く関係ありません

確かに陸上競技で全国大会に出るには才能が必要かもしれません。
努力だけでカバーできるものではないかもしれません。
なぜなら通っていた高校で陸上競技の全国大会に出ている選手はほとんどの学校で0人かと思います。

ただ、小学校の運動会のリレーの選手ならクラスで必ず二人を選ばれますね?
つまり確率の問題です。

40人学級で男女半々。
2人がリレーの選手に選ばれるとなれば、もはや確率は1/10です。
これを遺伝や才能と呼ぶには、少し確率が高すぎますよね?

1/10と1/1,000,000では桁が全く異なります。
つまり先天的なものをというよりは後天的な環境要因がとても大きいかと思います。

リレーの選手=遺伝的に優れているなら、彼らは皆スポーツで活躍しているはず

仮にもし本当に才能のある人、遺伝的に優れている人しか小学校の時にリレーの選手になれないのであれば、逆説的にリレーの選手に選ばれた人たちはみんな遺伝的に優れていることになります。

しかしご自身の学生時代のことを思い返していただければ分かるかと思いますが、小学生の頃リレーの選手だった子全員がスポーツで活躍していますか?
その後高校の部活でインターハイに全員出ておりますか?

ほとんど出ていないですよね?
その程度なんですよ、リレーの選手に選ばれるというのは

つまり彼ら彼女らも別に遺伝的に優れていてリレーの選手になったわけではなく、単に他の子供よりも運動が身近な環境だっただけです。
ちょっとの努力で食い込める部分なのです。
こういう事実を知ると、勇気も出てきませんか?

ただ環境要因ということにすると、両親はきちんと運動させていなかったことを認めることになりますし、子供本人も自分で運動しなかったということを認めることになります。

なので関係者全てが責任から逃れられる「遺伝」のせいにして、「うちはそういう家系だからしょうがないよね」と諦めモードなわけです。

「いや!うちは本当に家系的に運動が苦手なんだ!!!」という反論

こういうことを言うと、

そんなことはない!!

うちは家系的に本当に運動が苦手なんだ!!

そんな方には次の方の体験談が参考になるのではないでしょうか?

両親が体育大卒の体育会家系からでも、運動が得意ではない子供が生まれる

うちは夫婦共に体育系大学を卒業していますが、子供二人は毎日家の中で将棋に没頭しているような動かない子なので、運動はそこまですごく得意ではないです。
1歳ぐらいから運動はかなりさせたのですが、本人の気持ちが乗らないのでどうしようもないのです。
無理矢理やらせすぎて嫌になっちゃったのかもしれません…なので、運動できる子になってほしいからと無理にやらせるのもよくないと思います。

体育大卒の親

いかがでしょうか。
高校生になって進学先を体育大学を選択するというのは、一般的な視点で言うと遺伝的に優れています
足も速い部類だと思います。

まして両親が揃って体育大学を卒業して、明らかに運動が得意な遺伝子を引き継いでいるにもかかわらず、性格によって運動嫌いなタイプの子もにもなるわけです。

もし仮に「遺伝だけ」で運動の得意不得意が決まるのであれば、この子供は間違いなく「運動が得意」になるはずです。
しかし現実にそうはなっていない。しかも兄弟揃ってです。

そうなった理由は環境要因のみです。
1歳からハードに運動を行わせた結果運動が嫌いになってしまい、「運動に対する苦手意識」が芽生えた。

これ以外に考えられません。

遺伝的に優れているけど運動が苦手な子がいるということは、遺伝的には優れていないけれども運動が得意な子がいる、ということも言えます。

ということを言うと、

それは遺伝的に才能があった人がその才能を放棄しただけだ!

という反論も返ってきそうです…。

(いい加減この人めんどくさいな)…。

内川

まだ納得できない方には逆の事例もご紹介します。

【内川の親友の例】親:運動苦手→子:エースで4番

実際に私には「両親ともに運動が特に得意ではないけれども幼少時代、キャッチボールやランニングを一緒にしていたがために運動が好きになり、結果として高校野球のエースで四番という大活躍をしている友人」がいます。

この記事を書いている最中にふとそのことを思い出したので彼に「両親運動神経いい?」って聞いてみました。
その時のやり取りがこちら。

ご両親って運動神経いい?

内川

決していいとはい言えないと思う、どっちも。
母親は運動神経いい訳ではないけど、持久力はそこそこあったみたい、いまも健脚で5~10キロでもケロッと歩いちゃう感じの人
ちなみに兄も大して運動神経いい訳ではない!

お友達

なるほど。今リレーの選手になるレベルの「足が速い」なら遺伝ではなくて環境要因が大切だと思っていて、運動神経よくないご両親からでもエースで4番レベルが生まれるってことじゃん?

内川

たしかに、ちっちゃい頃からずっとキャッチボールしてたから、肩強くなったと思うし、どっちかと言うとダッシュよりマラソン好きだから、長距離早くなった。
野球する上で短距離も必要で短い距離たくさん走ったら、短距離も若干速くなったから、
その見方も実体験として、納得できる!

お友達

だそうです。

更に彼はこうも言っています。

振り返ってみると、苦手な人は明らかに体動かすことから避けてた気がするね

お友達

こうした「なんとなく苦手」を抱かせないためには、「幼稚園や小学校で比べられる前に体の使い方を学ばせることが大切」ということがいくつもの例からおわかりいただけたかと思います。

ここまでのまとめ
  • 足が遅い理由は「遺伝要因」と「環境要因」
  • どちらの要因も親ゆずりである
  • 運動が苦手な親は子供に運動をさせないから苦手になる
  • リレーの選手に選ばれる程度は「遺伝要因」ではなく「環境要因」
  • 遺伝的に優れていても運動嫌いになることがある
  • 遺伝的に優れていなくてもエースで4番になれる

では最後に「運動が嫌いな親が子供に同じ思いをさせたくない場合」どうすればよいかを説明します。

娘に同じ思いをさせたくない場合はきちんと体の使い方を習得させてあげること

もう半分答えは出ているようなものですが、結論は「比べられる前のできるだけ早い段階で、体をコントロールできるようにしてあげること」です。
それは質問者様のコメントには反映されています。

運動系の習い事をしていなくてもリレーの選手に選ばれた友達は体の使い方を磨いていた

友達は運動系の習い事もゼロ、部活もクラブも文化系なのにいつもリレーの選手で羨ましかったです。

悩める相談者

2人そうゆう友達がいたのですが、どちらも『おじいちゃんからの血を受け継いだ』みたいな事を言っていました。

悩める相談者

まさにこの友達の例ですね。

基本的に走るのが嫌いで走るのが速い子はいません(親に無理やり運動をさせられている子を除いて)。
ということはその友達2人も運動は好きなのだと思います(少なくとも苦手ではない)。

そして「おじいちゃんの血を継いだ」。
これがいかにも遺伝っぽさを出していますが、ここまでお読みになったあなたならおわかりになるかと思います。

そう。
この家庭は「子供と一緒に遊ぶのが習慣化している、運動が好きな家系」なのです。
だから幼少期に様々な運動を行ったからこそ自然と「体の使い方」をマスターできているわけですね。
いわば一歩リードして幼稚園、小学校入学しているので、運動能力はそのまま伸び続けます。

一番左の子供というわけです。

運動が好きな家系は放っておいてもこうして運動をする環境がありますが、一方質問者様のように運動が苦手ということを自覚している場合はどうすればよいのでしょうか?

幼稚園入園前までに何をすればよいのか?

運動が苦手ということを自覚している場合は2つの手段があります。

  1. 幼児、小児向けの運動能力を伸ばす方法を一生懸命勉強し、頑張って取りくむ
  2. スポーツのプロに任せる

1.幼児、小児向けの運動能力を伸ばす方法を一生懸命勉強し、頑張って取りくむ

こちらはもうそのままですね。
自然に任せておくと「運動しない子供」が出来上がります。 なので「運動能力を伸ばすこと」に対して真剣に勉強する必要があります。

インターネットで調べると玉石混交の情報に振り回されることになります。
大型書店の子供向け運動コーナーに本を片っ端から買ってみたり、アマゾンで「子供 運動」で検索して気になった本を手当たり次第読んでみるのをオススメします。 本1冊1,500円程度、10冊買っても15,000円です。
15,000円で子供の運動能力を上げる確実な方法が知れるのであれば、安すぎる投資だと思いませんか?


またこのブログは小学生の足を速くする方法に特化しているので、このブログを読み漁るのも良いです。
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2.スポーツのプロに任せる

これはもっと確実な方法です。
もうその道のプロに任せてしまいましょう

勉強ができるようになってほしいと思ったらなり家庭教師なりのその道のプロに任せますよね?
サッカー、野球をやりたいといったら、少年団に預けますよね?
それと同じです。

ただ一つだけ注意が必要です。
それは「なるべく比べられない環境を選びましょう」ということです。

なぜ幼稚園や小学校前に「体の使い方」をマスターさせるんでしたっけ?
比べられて「自分は運動が苦手なんだ…」という思いを持たせないためです。

比べられる状況になる前に一歩先に体の使い方をマスターさせようとしているのに、そこが比べられる環境だったら本末転倒もいいところです。
大人数のクラスレッスンなどは絶対に避けましょう

かけっこ教室もレッスン形態は千差万別です。

→【東京都心のかけっこ教室は一覧】>

まとめ

この記事のまとめ
  • 運動神経が悪いと嫌な思いをする
  • 運動ができると勉強もできるのはどちらも脳で行うから
  • 運動神経が悪い原因は3つ
  • 幼稚園以降は「比べられる」から「苦手」が「嫌い」になる
  • 比べられる前に「体の使い方をマスター」することが大切
  • 足が遅い理由は「遺伝要因」と「環境要因」
  • どちらの要因も親ゆずりである
  • 運動が苦手な親は子供に運動をさせないから苦手になる
  • リレーの選手に選ばれる程度は「遺伝要因」ではなく「環境要因」
  • 遺伝的に優れていても運動嫌いになることがある
  • 遺伝的に優れていなくてもエースで4番になれる
  • 幼稚園入園前にすることは「体の使い方を学ばせる」こと
  • 方法は「親が学習する」か「プロに任せる」

運動が苦手で「子供には絶対そんな思いさせたくない!」と思っている親御様へ

まずはこのブログで運動神経を良くする方法を学んでみてください。
必ずお子様の足は速くなります。

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お受けできる数には限りがありますので、なんとしてもお子様の足を速くしたい方はお早めにお申し込みください

この記事を書いた内川が直接レッスンをします。

運動が苦手で「子供には絶対そんな思いさせたくない!」と思っている親御様へ

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