「子供の走り方がなんかオカシイけどどこがオカシイかわからない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
今回は「オカシイ!」と思ったときにまず確認するべきポイントをお伝えします。
友達と遊んでいるときや運動会で我が子の走りを見て、[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1188546-e1540540242106.jpg” name=”お母様”]走りがなんかオカシイ
と思うことはありませんか?
足が速い子と比べてどこか違っている。
なんとなく違和感を感じているけど、この違和感をうまく言葉にすることができないという方を多くいるかと思います。
ですかそれも無理はありません、
走りを専門的に学んだことがある大人はほとんどいないからです。
ということで今回は陸上競技で全国7位となった陸上アカデミア代表の内川が、誰にでもわかるようにお子様の走りはどこがおかしいのかを解説します。
まず行っていただきたいのが、「どれが最もお子様に当てはまる症状なのか」です。
これをきちんと分類してください。
小学生の走り方がオカシイ理由は以下の3つに分類できます。
それぞれ解説していきますね。
→【スタートで出遅れてしまう】
親御さんからすると[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1188546-e1540540242106.jpg” name=”お母様”]なんでそんなにがむしゃらに走っちゃうんだろう…
と思えるような走りでもお子様にとっては真剣そのものです。
このがむしゃらに走ってしまう原因というのはたったひとつしかありません。
それは頑張れば速く走れると思っていることです。
走りというのは頑張れば前に進むものではなくて、ただの重心移動なので効率よく前に進めれば全く問題ありません。
陸上の男子100M走などを見ているとみんな力になくスムーズに、楽に走ってるかと思います。
ですが子供にとっては「どうすれば前に進むのかが分からない」のでとりあえず頑張ってしまうんですね。
[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/165592.png” name=”子供”]わかんないからとりあえず頑張ろう!
頑張った結果全身に力が入ってしまい、力を入れなければならない部分に力が入らなくなってしまうということです。
全身に力を入れつつ、お腹は1.5倍力を入れるとかできませんからね…。
解決方法は簡単です。
自分がどれだけがむしゃらに走っているかを客観的に見せてあげればいいんですね。
陸上競技で全国7番になった内川ですら小学生時代の頃は[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1135780.png” name=”両親”]のぞみはいつもがむしゃらに走っている
と両親やおじいちゃんにはよくバカにされたものです。
がむしゃらに走っていると言われていることはわかるのですが、何がどうがむしゃらなのかが全くわかりませんでした。
ですが運動会のビデオを見て
[lnvoicel icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2022/02/1619686b60aae99c4d85e70b455c8eca.jpg” name=”内川少年”]ああ、自分の走りはバラバラなんだ
と気付いたものです。
[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1135780.png” name=””]うちの子は走りががむしゃらで汚い
と思う親御さんは是非とも、お子さんの走りをスマホで撮ってすぐに見せてあげてください。
それだけで現状をきちんと認識することができるかと思います。
ここから先の解決方法は「頑張らなくても進む」ということをわからせてあげなければなりません。
「頑張らなくても進む」に関してはこちらのページで詳しく解説しているのでご覧ください。
[btn class=”spe”]頑張っても速く走れない理由[/btn]
続いてがむしゃらに走っているわけではないけれども、カラダが前後左右にブレてしまう場合について解説します。
上半身がブレてしまう理由はズバリ腕振りです。
カラダというのは連動しているので、腕を横に振ってしまうと肩もついてきてしまいます。
動画を参考に正しい腕振りと間違った腕振りを見比べてみましょう。
カラダに対して腕をまっすぐ振っているので肩が持っていかれず、上半身がブレることがありません。
一方間違った腕振りは、腕がカラダからずいぶん離れてしまっています。
これによって腕を振るごとに肩も振れています。
肩が触れることによって上半身がブレてしまっていますね?
つまり腕をまっすぐ触れないことがお子様の走りがブレてしまう原因です。
腕をまっすぐ振れない時の解決方法は、当然ですが腕をまっすぐ振れるようにすることです。
腕をまっすぐ振ることだけではなくて、
と言った腕振り全般に関してはこちらのページで解説しているので、腕振りに問題がありそうな方はこちらのページをご覧ください。
[btn class=”spe”]正しい腕振りをマスターする[/btn]
ベタベタ走ってしまうという悩みが挙げられます。
おそらくこのベタベタ走ってしまうというのが、子供の走り方がおかしいという原因の大半を占めるかと思います。
これは理由がはっきりしていて脚力不足です。
走りというのは前方向への重心の移動です。
ただ人間は単純に前に動くことはできません。
歩きだと上下運動はほぼ最小限に抑えることができますが、走りだと一度斜め前にカラダを放り投げることになります。
そして地面に着床したらまたカラダを前に放り投げます。
走りとはこの繰り返しです。
つまり図にするとこうです。
上手な走りはこの上への移動→横への移動を合わせてスムーズの行います。
つまり1回の半円でより遠くまで進むということです。
1回の半円(つまり1歩)でより遠くまで進めればゴールするまでの歩数は少なくなり、結果的に速く走れます。
一方ベタベタ走りの場合はどうでしょうか?
ベタベタ走りのイメージはこうです。
上手な走りと比較して1歩が短いですね?
つまりゴールまでにより多くの歩数がかかり、結果的に遅い走りとなります。
ではなぜ1歩が短くなってしまうのでしょうか?
その理由が「脚力不足」です。
自分の体重を前、上方向に持ち上げるだけの脚力が備わっていないことが原因です。
ということで、「なんか走りがオカシイ」の原因がベタベタ走りの場合は脚力をつけることが解決方法となります。
ではどうすれば脚力をつけることができるのでしょうか?
続いてその解決方法を解説します。
脚力をつけるには1歩でより遠くまで進めればよいです。
なので練習方法としてオススメなのはバウンディングです。
いきなりバウンディングと言われても「??」となるかと思いますので、お手本動画をご紹介します。
これは実際に内川が片脚でのバウンディングを行なっている動画です。
ケンケンで毎回脚を巻き上げるイメージですね。
こちらはそれを交互に行なっているものです。
なるべく1歩で遠くまで跳び、続く逆脚も同様になるべく遠くまで跳びます。
これを左右交互に行なっていきます。
最終的にはこちらをマスターしたいところですね。
[btn class=”spe”]バウンディングの詳しい練習方法はこちら[/btn]
ここまでご覧になって、
[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1135735.png” name=””]なるほどだからうちの子の走り方は何かおかしかったんだ!!
と思った方も多いかと思います。
そして今回の記事では解決方法までご紹介したので、あとはやるだけです。
ご家庭でひたすら練習させてください。
ここで一つ注意が必要ですが、[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1135735.png” name=””]学校に通っていればカラダ育の時間があるし、さらには他に習い事をさせているからいつか治るわね!
と思っていると、走り方が治ることは一生ありません。
なぜならうまく走ることだけを目的にして陸上競技をやっていたにも関わらず、走り方が一向に改善しない子たちを私はたくさん見てきたからです。
走り方だけ治そうとして治らないのに、サッカーやバスケのついでに走り方が良くなるはずありませんね?
さら体育の授業だけで改善できるなんて言語道断です。
小学校の体育は「カラダを動かす時間」なので、能力が身につくことは決してありません。
もしお子様の脚を速くしたい!とお想いであれば、走り方を練習する時間をきちんと取ってあげましょう!
一緒に走ってやるもよし、動画を撮ってあげるもよしです。
ただもし[lnvoicer icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2018/10/1188546-e1540540242106.jpg” name=”お母様”]子供にかけっこを教える前に私があまりかけっこ得意ではない…
という場合。
是非とも陸上アカデミアにご相談ください。
全員陸上競技全国大会出場以上の実績を持ったコーチが、3人までの少人数レッスンでお子様の脚を必ず速くします。
将来の学歴や年収にも直結する小学校時代の運動能力。
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