身長を伸ばすためには栄養と休息が必要だ
ここまでで身長の可能性は遺伝によって決まっているというお話をしました。
そしてその範囲のどこに収まるかは生活習慣によって決まるという話もしました。
では我々が唯一干渉できる生活習慣とは、具体的にどのように決定されるのでしょうか?
栄養はカルシウムだけではなく、タンパク質が必要だ!
よく身長を伸ばすというと「牛乳を飲んでカルシウム補給だ!」と短絡的になってしまいますが、聡明なあなたならお分かりのように、もちろん「カルシウムだけ摂っていればよい!」というわけではありません。
カルシウムはあくまでも骨の枠を作る成分で、骨の中身はコラーゲンです。
そしてコラーゲンはタンパク質の一種です。
また身体を成長させるには骨に付随する筋肉や内臓の成長も不可欠ですし、これらの成分もタンパク質です。
もうおわかりのように、身長を伸ばすための栄養補給とはすなわちタンパク質が足りているか?とイコールです。
(小中学生は給食によって毎日牛乳を飲んでいるのでカルシウム不足はそれほど心配しなくてよいでしょう。)
身体はいつ大きくなるかというと、寝ている時だ!
身体を大きくする成分、つまり材料については解説しました。
しかし先ほどの例え話で解説したように、設計図があって材料を運んでくるだけでは家は建ちません。
大工が必要ですね?
この大工が活発に活動する時間は身体が休んでいる睡眠中なのです。
成長ホルモンだけあっても身体は成長しない
一度はあなたも耳にしたことがあるかと思いますが、成長ホルモンというものが分泌されることによって身長は伸びるといわれています。
ただここで勘違いしがちなのは「成長ホルモンさえあれば身長は伸びる」という勘違いです。
先ほど「設計図・材料・大工」の例で確認したあなたは既に「そんなわけない」とわかるかと思いますが、このように思っている方が多いです。
残念ながら大工(成長ホルモン)だけいても材料(タンパク質、カルシウム)がなければ身体はつくられませんよね。
成長ホルモンが出る時間は22~2時だ!
次もよく聞く話ですが、成長ホルモンが最もよく出る時間は22~2時といわれているので、この時間には寝るようにしましょう。
というより、寝る子は育つの通り睡眠時間は長いに越したことはないので、21~7時の間で8~9時間程度は睡眠を取れるようにしましょう。
現代ですと親の生活リズムに合わせていると子どもの睡眠時間は間違いなく足りません。
せっかく良い設計図と良質の材料を食べさせていても、せっかくの建設時間を取れないと健やかに成長することができません。
また、記憶の定着にも睡眠は深く関わっています。
毎日の勉強の成果を上げるためにも、しっかり寝るようにしましょう。
質問者への回答
というわけで今日は「子供の身長を伸ばしたい」という読者からの質問に答えてきました。
回答をまとめると
お子様の身長の上限は遺伝によって決まっているが、その振れ幅のどこに着地するかは生活習慣によって変えることができる。
今日からできることはきちんとタンパク質を摂取させ、睡眠をできるだけ長く取らせること。
まとめ
【今日のまとめ】
身長の上限は遺伝によって決まっているが、振れ幅はある。
成長期が終わっていないならタンパク質をしっかり食べさせ、しっかり睡眠と取らせよう。
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