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自分は運動神経が悪いからこそ、子供にはそんな思いさせたくない方への救済。

※2023/10/01にサイト改修を行ったためデザイン等崩れている箇所がありますが、順次修正予定です。

「自分がかけっこでいつもビリだったから子供には同じ思いをさせたくない!」
今回はそんなあなたが救われる「かけっこでビリは遺伝じゃないからどうとでもなる!」というお話をしていきます。


目次

本日の質問

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

今日は前回に引き続き子供の足の速さは遺伝なのか?という質問に回答していきます。

あなた
あなた

運動ができる子とできない子、走るのが早い子と遅い子。
この違いってなんでしょうか??
遺伝子的なものはあると思います。
でも極端に運動ができない子も遺伝子的なものでしょうか?

私自身、物心ついた頃からかけっこはいつも最下位。
鬼ごっこはすぐ鬼になっちゃう。
小学校で走り幅跳びなども成績悪く、鉄棒も逆立ちもできない。

でも通園通学は歩きでしたし、外で近所の子たちと混ざって遊ぶので、温室育ちでもないです。
運動が嫌いなわけではなく、大人になってからスポーツやっても結果がついて来ず。
持久力は伸びましたが(^^;;

もうすぐ子どもが生まれますが、人並みに運動をできるようにしてあげたいです。
旦那は多分人並です。ただ走るのは遅かったそうです。
かけっこで最下位にならない育て方を教えてください。

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

  • 足の速さは遺伝なのか?
  • 質問者(女性)は運動が苦手だが嫌いではない
  • 通学は歩きで外でも遊んでいた
  • 大人になってからスポーツしても結果が出ない
  • 旦那も走るの遅い
  • もうすぐ生まれる子供のかけっこが最下位にならない方法

ですね。

ではここから回答していきます。

結論

【今日の結論】
かけっこでビリにならない程度の運動能力は遺伝ではなく環境によって決まる。
なるべく幼稚園入園前に様々な運動をさせて、体の使い方を覚えさせよう!

ではまず「足が遅い家系」のほんとうの意味からお話からしたいと思います。

「足が遅い家系」は「運動をしない家系」の誤りだ!

まずはじめにお話しておかなくてはいけないことがあります。
それは「『うちは遺伝的に足の遅い家系』というのはたいてい間違っている」ということです。

一体どういうことでしょうか?

結論から言います。
大概の「足が遅い家系」は遺伝によって足が遅いのではなくて、運動をしないから足が遅いのです。

これだけだとわけがわからないと思いますので、いくつか図を交えながら解説します。

両親が運動好きの家の場合

まず、運動が得意な両親は子供ができたらまず間違いなくいろいろな運動をさせると思います。
これはなにも「サッカー」や「野球」のように形式張ってなくて全然良いです。

まだ外で遊べない時期は柔らかいボールを与えて家の中で蹴る真似事をしてみたり、軽く投げたりしてみるでしょう。
そこから走れるようになれば積極的に外に連れ出し、ボールを蹴ったり投げたりバットを振ったりキャッチボールなんかもしたりするかもしれないです。
その過程で飛んだり跳ねたりしゃがんだり、時には転んだりします。

こうした全ての動作が子供にとっては新鮮で成長になくてはならない刺激です。
なぜなら大人からすれば何でもない動作が組み合わさって、いくつものスポーツの動作になるからです。

そうして一通り自分の体を思い通りに動かせるようになります。
「両親が運動が運動好きな家」はこの状態で幼稚園ないし、小学校に入学します。

では一方、両親が運動嫌いな場合はどうか?

→【運動神経を上げるにはコーディネーショントレーニングに取り組もう!

両親が運動嫌いな家の場合

これは先程の例と真逆ですね。

家の中では遊ばせるにしても、なかなか外で遊ぶ機会がありません。
そもそも自分で「遺伝で運動神経悪い」と思っている親は、自分も(遺伝のせいで)運動が好きではありませんから、なかなか外に連れていきません
さらにスタンスも諦めモードです。

[lnvoicer icon=”https://motebody.tokyo/wp-content/uploads/2018/01/icon_031750_256.jpg” name=”運動が苦手な親”]自分も遺伝で足は速くないから、この子も速くないだろう。