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小学生の子供にプロテインを飲ませてると成長不足の可能性が減る!

    
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小学生の子供にプロテインを飲ませてると成長不足の可能性が減る!

子供の成長を願うのであればプロテインの摂取を検討したほうがいい。
理由は日本人は慢性的にタンパク質不足であり、不足分を補うことで簡単に身長が伸びたり健康になったりするからである。
プロテインに対する偏見は今すぐ捨てましょう。

本日の質問

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

内川

今日は走り幅跳びに関する質問に回答していきます。

【小学生にプロテイン飲ませても大丈夫でしょうか?】

娘は小学5年・身長127cm・体重22kg、2000g程で生まれた時からずっと小さく幼稚園に入ってからも常に学年で一番小さいです。
2つ下の妹には2年前ぐらいに身長も体重も抜かれました。
ですから今までにありとあらゆる未発達の子供向けの栄養剤(サプリメントやセノビックなど)を試してきましたがあまり大きな効果は無いようです。

幼い頃から体が弱く常に病気がちだったので、幼稚園の頃からずっと水泳教室に通わせてきて、今では殆ど病気になることも無くなりました。
水泳の腕の方もなかなか上達してきて、小さな体で同学年の平均以上のタイムで泳ぎます。
先生からもフォームは誰よりもキレイだと褒められます。

しかしやはり腕の長さや筋力で圧倒的に劣るため、壁にぶち当たってしまっています。
水泳にしても発育の面から考えても(体型がまだ幼児体型で胸も全く出ていない)なんとかしてやりたいと思い、私が普段飲んでいるような大人用のプロテインを与えてはどうかと嫁に提案したのですが、子供に与えても本当に問題ないのかと言われました。

私は趣味が筋トレが趣味なのでプロテインをよく飲みます。
ですので栄養学などはそれなりに詳しくなったつもりなのですが、小学生に大人用のプロテインを飲ませてよいのか?という判断が難しく、こちらで質問させていただきました。

質問をまとめます。
①小柄な小5の女の子に大人用のホエイプロテインを与えても問題ないか?
②与えるとしたら筋トレをする大人と同じように水泳の後30分以内のゴールデンタイムに飲むのがよいのか?
出来るだけ詳しく説明していただけると助かります。

長文失礼致しました。

悩める相談者

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

  • 男子学生
  • 100mが12″3
  • 走幅跳が6m60
  • 北関東大会を控えている

ですね。

ではここから回答していきます。

結論

【今日の結論】
プロテインはあくまでタンパク質摂取の手段なので食事で満足に摂取できていれば問題ないが、ほとんとは足りていない。

ではなぜ「プロテインを飲むべきか」という回答になるかを解説します。

プロテインとはただの牛乳ですよ?

まず9割の方が抱いているプロテインに関する誤解を解いていきます。

プロテインとはなんですか?

内川

筋肉増強剤のようなもの…?

あなた

いいえ、プロテインとはただのタンパク質です

内川

さらにいうと牛乳を濃縮したものです

内川

牛乳とは全く違うじゃん!他に余計な薬品とか入ってるんじゃないの?

あなた

(それはアナボリックステロイド…)
いえ、日本製のプロテイン会社であるDNSのホームページでも紹介されていますが、牛乳を濾して乾燥させただけです。

内川

内川

このようにプロテインとは牛乳です。
もう少し詳しく言うとヨーグルトの透明な上澄み液が原料です。
あれを乾燥させればプロテインパウダーができます。

そもそもプロテインを直訳するとタンパク質なので、プロテインパウダーとはただのタンパク質の粉です。

肉と魚はタンパク質ですか?

内川

もちろん!?

あなた

それと同じです。プロテインもただのタンパク質です

内川

栄養素という観点からみると肉=魚=プロテインパウダー=卵で全て同列です。
プロテインの正体に関してもっというと、牛乳1Lの方がプロテインパウダー1杯分よりもタンパク質が含まれています厳密には600mlでプロテインと同量のタンパク質を摂取できる)。

ですが牛乳1L飲むより、プロテインパウダーを200mlの水に溶かして飲んだ方が楽ですよね?
こうした事情により、同じタンパク質を補給するなら牛乳じゃなくてプロテインパウダーとなっているわけです。

毎日給食で200mlの牛乳を飲んでいるのと、6.6gのプロテインパウダーを溶かして飲んでいるのは変わりないす。

以上プロテインがただの牛乳という理由を簡単に解説しましたが、もっと詳しく知りたい方はこちらで解説しています。

タンパク質が足りるならプロテインに頼らなくてよい!

ここまででプロテインの正体を解説してきました。
とはいえ「なんとなくいやだ!」という方もいるかと思います。
そんな方には朗報です。

お子様のために今最も考えなくてはならないのはタンパク質量

このように「なんとなくいやだ!」という想いのある方は子どもに健康被害を起こさないように!という非常にお子様想いのご両親だと思います。
つまり「できる限り健康に育ってほしい」が願いですよね?

そう考えたときにプロテインを飲むことは目的ではありません
本来の目的は「タンパク質を摂取すること」です。

なので「食事できちんとタンパク質を摂取できている!」という自負があるご家庭はこんなもの摂取する必要はまったくありません
しかしその必要量というのは本来必要な量と一般的に認識している量には乖離があるかもしれません。

狩猟時代から稲作になったら平均身長が10cm縮んだ

古代ギリシャにおいて実際にあった話をしましょう。

この地域も例に漏れずかつては狩猟民族として生活しておりました
しかし農業技術が入ってきたことによって、安定して食料がとれる農耕民族へ移行します。
すると平均身長が縮んでしまったのです。

この変化の理由は明らかです。

主なエネルギー源はかつては豊富に摂取していたタンパク質でしたが、農耕民族になったことで炭水化物となったからです。
結果的に身体を構成する主成分であるタンパク質が不足し、DNA上の設定された本来の身長から10cmも低くなってしまっということです。

平均身長が10cmも縮んでいるということを当の本人たちは全く気づいていなかったでしょう。
それは身長が多少小さくても、命に別状はないからです。

ですが現代社会では身長が高いことによって得られるメリットは多数あります
むしろそうであるからこそ、「身長を伸ばすサプリ」などが売れるのでしょう。

つまり今の家庭の食事でタンパク質が足りていないとすると、それはその家庭だけ古代ギリシャの再現をしているわけわけです。
タンパクリッチな食事をしていたら伸びていたかもしれない身長分をみすみす手放しているかもしれませんよ?

その食事ではタンパク質は足りない!

では実際にあなたの家庭の食事はタンパク質が足りているのでしょうか?
最も気になるその問題について回答します。

日本の大人はタンパク質が足りないんだから、同じ食事している子供だって足りないです

結論から言うと、基本的に日本人はタンパク摂取量が足りません
なので成人男女共に高価な美容品をしようするよりも、タンパク質をたくさん食べた方が肌はきれいになります
コラーゲンを摂取する人もいるかと思いますが、コラーゲンも結局タンパク質なのでプロテイン飲んだ方が安いです
そして足りなかったものが補填されるのですから、当然ながら肌もきれいになりますよね?

とすると、タンパク質が足りていないあなたと同じ食事を摂っているお子様も、タンパク質が足りないいうことになります。
大人は肌が荒れるなどの軽症で済むかもしれませんが、子供は一生に一度しかない成長期です。
つまりそこでタンパク質を許容上限一杯摂取させないことは、お子様の成長を妨げているにほかならないわけです。

摂取するべきタンパク質は体重×1.5gだ!

ではどれくらいのタンパク質量を摂取すればよいのでしょうか?

これは年齢にもよりますが厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると

男性 女性
推奨量(g/日) 推奨量(g/日)
1~2(歳) 20 20
3~5(歳) 25 25
6~7(歳) 35 30
8~9(歳) 40 40
10~11(歳) 50 50
12~14(歳) 60 55
15~17(歳) 65 55
18~29(歳) 60 50
30~49(歳) 60 50
50~69(歳) 60 50
70以上(歳) 60 50

となっています。

しかしこれはあくまで指標です。
このとおり摂っていると狩猟時代のギリシャになるのか、はたまた農耕時代になるのかはわかりません。
というのも一卵性双生児の片方はこの通り、もう片方はタンパク質を多めの食事をさせるくらいしか、結果はわからないからです。
そして現代においてこの実験は倫理的に実現不可能です。

とするならば、念の為この量以上のタンパク質を摂取させるのが良いのではないでしょうか?

ちなみに成人男性が激しく運動を行っていたり、筋肉をつけたい場合には体重✕2gのタンパク質摂取が推奨されます。

よって子供ということを考慮して、体重✕1.5gでの摂取をオススメします。
上の表の数値を目安にするとたいてい+10~20gでしょうか?

タンパク質を1日60g摂取するのは至難の業

ではだいたい何をどれくらいの量食べれば目標タンパク質を摂取できるのでしょうか?

下の表は食品ごとのタンパク含有量です。

 食べ物 1回量 タンパク質
レバー 100g 19.6g
牛もも肉 100g 17.8g
豚もも肉 100g 19.5g
鶏もも肉 100g 17.3g
1個(50g) 6.2g
さば 1切れ(100g) 20.6g
1切れ(100g) 22.5g
にぼし 10尾(3g) 1.9g
牡蠣 3個(50g) 3.5g
あさり 5個(15g) 0.9g
たらこ 1腹(45g) 10.8g
牛乳 200cc 6.9g
チーズ 1個(18g) 4.1g

例えば体重が40kgで1日あたり60gのタンパク質を摂取したい場合
朝昼晩でそれぞれ20gタンパク質を摂取できれば問題ないです。

なのでこの表によると大体魚なら1切れで達成、肉なら100g超で達成できることがわかります。

しかし考えてみてください。

それを毎食です。
そして毎日です。

内川

断言しますが給食1食でタンパク質20g摂取するのは不可能です。

ということは更に朝晩でタンパク質を摂取させねばならないです。
そして毎日朝食で豊富にタンパク質を食べさせている家庭はどれほどあるでしょうか?

パン食で卵と牛乳でも足りないですし、それなら卵は2つ必要です。
それでやっとギリギリですね。

つまり「毎食タンパク質20g摂取」は家族が意識して行ってやっと達成できるレベルなのです。
そしてこの仮定は体重40kgの子供でした。
ここから体重が50kg、60kgと増えていくと、その摂取量に比例して摂取難易度も上がります

ひぇ~!!ムリ!!

あなた

これを解決するのがプロテインなわけです!

内川

なのでプロテインとは必要なタンパク質量を摂取するのが難しい場合の妥協策です。

食品で取れるのであればそれに越したことはありません
しかし食品で摂れないからと言って成長機会を損失するのは賢い選択ではありません

なので本当にお子様のためを考えるのであれば科学的に正しい知識をつけて、正しい子育てを行いましょう。

プロテイン初心者一家が飲むべきプロテインはこれだ!

まとめ

【今日のまとめ】
プロテインは必ず飲ませなくてはならないのではなくあくまでタンパク質摂取の手段である。食事で満足に摂れない場合は積極的に導入せよ!

 

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