子供がスポーツをしていると「なんとか競技成績をあげる方法はないものか?」と考えてしまうのが親の宿命かと思います。
まず言えるのは「強い身体を作ること」。
そんなときに親が知るべき身体の作り方をタンパク質の観点から解説していきます。
本日の内容
こんにちは、陸上アカデミアの内川です。
今日は「アスリートなら知っておきたいスポーツ科学シリーズ」として競技能力を向上させるためのタンパク質の重要性について解説します。
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書き起こし版
タンパク質概論
じゃあ、早速本題に入っていきたいと思います。
タンパク質概論ですね。
おそらく一回じゃ話切らないですね。
二回、三回ということを続いて行くと思うので、まずはタンパク質とはなんぞやというところから話していきたい思います。
ここまでで三大栄養素の話をしました。
三大栄養素とは
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
です。
五大栄養素は
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
最後のビタミンとミネラル微量調整因子だよって話を炭水化物のイントロの部分で話をしてきました。
お話をしたので今回ちょっと話しません。
ちなみに今、ポロンってなったのはあれです。
アレクサが頑張って音声入力をしてくださってるんでそれの音ですね。
wi-fi に繋がってないということがちょっと言われてしまいましたが、とりあえず文字起こしはしてるんで、これはそのままブログに掲載をしようと思ってます。
(そのブログがこれです。)
で、タンパク質の話ですね。
タンパク質はその中で一番大事なんです。
というのは古代ギリシャ人からタンパク質が一番大事っての知ってたんですよ。
なぜそれが分かるかというとですね、それぞれ英語にしてみます。
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それぞれを英語でいってみる
まず、三大栄養素の中で一番はじめにもうやった炭水化物。
炭水化物って漢字で書くと炭素の「炭」という字に「水」。
化合物の「化」化学の化けるという字ですね。
それから「物」。
つまり何かというと炭水化物とは炭素の水素化合物なんですよ。
化合物ってなにかと言うと合わさってるものってことですね。
で、これ英語でそのままカーボハイドレート。
カーボが炭素、水素というのはハイドロジェンっていうんですよ。
そのまま炭素と水素がくっついたものっていうので炭水化物になっています。
じゃあ三大栄養素3つ目の脂肪って英語でなんというかというとファット。
例えば脂肪を燃やすとかってファットバーンっていうと思うんですけど、これはまさに脂肪を燃やすっていう意味です。
じゃあ最後、タンパク質ってなにかっていうとプロテインなんですよ、英語で。
タンパク質=プロテインって知っていましたか?
これを聞くと「プロテインなの?」と思う方がいるじゃないですか。
沢山の方が思われるプロテインのイメージって、僕が前回紹介した「シェイクして飲む」プロテインパウダーですよね。
ただあれはプロテインの粉なので、プロテインパウダーっていう正式名称があるんですよ。
プロテイン=「あれ」じゃないです。
プロテイン=タンパク質なんですよ。
実はプロテインの語源って何かって言うと「第一の物質」っていう意味なんですね。
ギリシャ語から語源があって、ギリシャ人の時代には食べ物が三大栄養素的に分類きちんとされてなかったと思うんですよ。
水だったり肉だったり、パンだったり、ワインだったりっていうものが沢山あって、それを食べてたと思うんですけど、その中でタンパク質っていうものが一番人体にとって大切だということがその当時の彼らからわかっていたということなんです。
すごくないですか?
なので、タンパク質=プロテイン、プロテインパウダーじゃないですよ。
プロテインパウダーというのはタンパク質の一種であるということです。
なんでそういう名前がついてるかっていうと、例えば炭水化物。
砂糖も炭水化物の一種なんですけど、炭素と水素の化合物なんであれも。
で、砂糖って炭水化物と呼ばれる分類の一部じゃないですか。
砂糖=炭水化物じゃないですよね?
砂糖∈炭水化物ですよね?
なのでその中の一種であると。
つまりプロテインパウダーもプロテイン、タンパク質と呼ばれるもののただの一種であるということです。
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タンパク質を多く含む食品は?
他にタンパク質って何がありますかって言うと、実はお米にも含まれてるんですよ。タンパク質って。
米だから炭水化物だけってわけではなくて、その中で何割が炭水化物何割がタンパク質、何割が脂肪みたいな話になってくるんですよ。
構成要素の割合なわけで。
ただその中でも、タンパク質を多く含む食品っていうものがあって、オーソドックスなものが肉、魚、卵、乳製品、あと大豆、豆ですね。
この5つが基本的にタンパク質が多い食べ物。
よって体を大きくしようとしているアスリート、ボディビルダー、それからもう一人、体が大きくなる人がいます。
誰かというとお子さんです。
大人になっちゃうと ご飯を食べ過ぎたりすると太りますよね、あと食べないと痩せますよね。
なんですけど、何もしなくても体が大きくなる人っていうのがいてそれが子供ってわけです。
で、ボディビルダーとかって筋トレして刺激与えて筋肉の材料となるタンパク質を食べて、筋肉大きくするんですよね。
筋トレしてるだけじゃ大きくならないんですよ体。
子供こそタンパク質をしっかり摂取しよう!
ただ子供ってなんもしなくても体が大きくなるじゃないですか。
ということは?
ボディビルダーは頑張って筋トレもしないと体は大きくならないけれども、今の子供のうちはなんもしなくても体は大きくなる。
ただ大きくなるには材料を取り入れないとだめですよね。
その材料ってなんですかって言うと、ギリシャ時代からわかっていたようにタンパク質であると。
まあちょっとお話もしましたけれども、何かというと、例えば皮膚、それから臓器、目とか、それから髪もそうですね、
骨とかの体のほとんどを構成している要素っていうもの自体がタンパク質なわけです。
つまり、背が伸びたり骨が伸びたり、皮膚がまあ骨が伸びるってことはそれに付随する皮膚も伸びるってことじゃないですか?
すると必要になってくるタンパク質が増えていきます。
それってなにで補給しなきゃいけないのって言うと食事なわけですね。
食事で補給をしなければならないということです。
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肉、魚、卵、乳製品、豆は摂るべし!
なので、今ご紹介した5つ。
肉、魚、卵、乳製品、それから豆。
この5つは毎食必ず取り入れるようにしましょう。
で、その観点で見ると学校の給食って本当にタンパク質が足りなくて、牛乳とあと何かしかないんですよ。
メインが炭水化物ってなっていて、なんでこういう構成になってるかというのはまあ利権が絡んでるわけですよ。
なぜ給食では米が出るのか?
結局米を育てている米農家が政治的にせよ力を持っているので、そっちに顔をこうやって伺いながら、献立とか食事の基本指針というのをお国が作らなければならないという裏事情があるわけですね。
これもまた別でお話したいと思います。
なので、学校給食に頼らずにタンパク質を摂るとなると、朝と夜はほぼご自宅じゃないですか。
自宅では必ずタンパク質を多く摂らせる食事をしなければならないということになるわけですね。
で、もちろん肉嫌いって子もレッスンしてているわけですよ。
肉嫌い、魚嫌いとか。
卵嫌いはあんまいないんですよね。
で、乳製品嫌いもいます。
豆嫌いっていうのはあんまり話に出てこないのでいないと思うんですけど、卵は嫌いな人はあんまりいない、ただ僕の大学の同期で卵アレルギーの子がいたんですけど。
なので卵を毎食食べるっていうのはいいと思います。
卵でコレステロールは上がらない!?
一定以上の年代の方だと卵って、一日一個しか食べちゃだめだよっていわれていると思うんですよね。
それ理由があって
「コレステロールを気にしなさい、卵はコレステロールが沢山含まれていてコレステロールの摂り過ぎると動脈硬化になるから」って話だったと思うんですけど、コレステロールが動脈硬化の原因になるっていう説は否定されているので、一日どれだけ卵食べても大丈夫です。
「コレステロールはもう大丈夫だよ、卵食べすぎても大丈夫だよ」って話も別でしたいと思います。
それも今日これで撮りたいと思います。
まとめ
とりあえず、今回お話したかったのはタンパク質概論として三大栄養素の中で唯一体を作っているもの。
+古代ギリシャ人も2000年も3000年も4000年も前からタンパク質が一番大切ってことがわかっていて、なぜかというと体を構成しているからですね。
その構成している要素で背が伸びたり、筋肉ついたりって子供は成長します。
なので、きちんとタンパク質を取らないと本来、成長するところに成長しないよっていうとこですね。
+アスリート、中学生、高校生、大学生は筋肉つけないといけないのでちゃんとタンパク質を取りましょう。
多く含まれているのは、お肉、魚、卵、乳製品、豆なので毎食これをきちんと摂れるようにしていきましょう、ということです。
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