こんにちは、内川です。
ちょっと今日は(というか今週は)猛烈に忙しく、長文を書いている時間がなかったので手短に。
今日はもう4年近く見ている兄弟とそのお父さんのインタビューを撮らせていただいたのですが(それは近日中にアップします)、そこで「将来の夢」を聞いた際に「プロ選手です」と即答できていて素晴らしいなと思いました。
というのも、お兄ちゃんはもう中3になるので、15歳でプロになるということを本気で言えるスポーツ少年少女が果たして何%いるかということです。
丁度先週実家に帰っていたのですが、そこで母と「今やっていることがやりたかった仕事か」という話になりました。
そこで僕は即[lnvoicel icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201022_094603-scaled.jpg” name=”内川”]やりたかったことかは正直わからないけど、天職だとは思っている。自分でやりたいことじゃなくて、周りから求められていることが自分がやるべき仕事だと思っているから。[/Invoicel]という回答をしました。
この回答に対する解説はこちらの記事で。
[kanren url=”https://rikujou-ac.com/uchikawa-009/”]
これは本当にそうだと思っていて、僕は新卒で広告代理店に入ったのですが、そこでは全く使い物になりませんでした。
まず社訓として「お客様の商売繁盛のサポート」というものがあり、「我々と組んでいだければ(広告にお金を払ってくれれば)、売上が上がります」ということです。
ということは、会社には「顧客のサービスを多くの人の目に触れるためのノウハウがある」ということです。
しかし当の自社は営業がテレアポだったり、展示会での飛び込みだったりでした。
僕はここの矛盾をどうしても受け入れることができませんでした。
理由は単純。
ノウハウ使って広告出せばお客様が集まるなら、そのノウハウ持ってる会社が数撃ちゃ当たる戦略で営業かけているのは愚の骨頂だからです。
そんな時間も人件費もかけないで、さっさと自社のお客様を広告を使って集めればよいわけです。
それができないのに、それを売るのは全くお客様の役に立ってないと思って、上司にそう伝えてもそこは軽く流されてしまいました。
そのあと新規ではなく一応既存のお客様の広告業務を引き継ぐ形となりましたが、本気で[lnvoicel icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201022_094603-scaled.jpg” name=”内川”]こんな右も左もわからない広告マンが対応するなんて、嘘をついているんじゃない?[/Invoicel]という気持ちになり、全く仕事に情熱が持てなくなりました。
そこから紆余曲折あり、トレーナーを経て陸上教室を立ち上げるわけですが、今は自信しかありません。
僕の脳みそを使って実際に子供の足を速くしているので、思いっきり役に立っていると思っています。
この対比経験が先程の[lnvoicel icon=”https://rikujou-ac.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201022_094603-scaled.jpg” name=”内川”]やりたかったことかは正直わからないけど、天職だとは思っている。自分でやりたいことじゃなくて、周りから求められていることが自分がやるべき仕事だと思っているから。[/Invoicel]という回答に繋がります。
そう考えると、スポーツでプロになるというのは、「自分がプロになりたい」という強い想いの他に、「監督やコーチから必要と思われる選手」という視点が非常に大切なことに気づくと思います。
小中学生は「プロになりたい」という想いが強すぎる場合もあるので、その部分は親がサポートして大人の視点を植え付けてやることも大切だと思います。
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