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中学生・高校生で部活のキャプテン(部長)となり孤立している本人と保護者が救われるための記事

※2023/10/01にサイト改修を行ったためデザイン等崩れている箇所がありますが、順次修正予定です。

ほとんどの中高生にとって部活動とは
100%の本気で行うものではないかもしれません。

なので全力が頑張っている人は
その中で煙たがられたり、
孤立してしまうことも往々にしてある。

それが思春期であり
世界が学校と家庭だけの中高生であれば
なおさら精神的に参ってしまうだろう。

今回はそんな本気で部活をやっているからこそ
孤立してしまう
という質問に、
自身の経験も交えて回答した。

困っている本人だけでなく、
保護者にも参考になる話だと思うので
ぜひ最後まで一読を!

目次

本日の質問

内川
内川

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

今日は部活のキャプテンに就任したけれども
孤立してる
という
高校生からの質問に
回答していきます。

あなた
あなた

キャプテンが辛くて
部活に行きたくありません。
高2男子です。

今年の総体が終わってから
キャプテンに選ばれて
今までやってきたんですが、
最近のことだけではないんですけど、
部活の雰囲気が悪く、
練習もままならず、
指示を出してもだらだら、
動かずにおしゃべり、、

自分は言おうと思えば
強く注意できるのですが、
これまでの経験上、
自分が言ってもどうせ動かない。
聞いてくれないっていうことは
わかっているので、
最近は注意するのもやめました。

顧問にも相談し、
副主将とか他のリーダー性のあるやつに
相談しろと言われましたが、
その人たちも非協力的で、
実質自分だけが部活の中で
孤立している状態です。

今日副顧問に話したら
二、三日目休んで
頭の中を整理してみてと言われ、
今日初めて部活を休みました。

部員からすれば
いつもうるさいキャプテンがいない?
みたいな感じでしょうか。

どんな風に部活をやったのかは
わかりません、、
自分はこのまま我慢しなくては
いけないのでしょうか?
ミーティングしたって次の日には
言ったことも忘れてます。

こんな部活にしてしまったのも
全部自分のせいってこと
わかってるんです。


でもどうしたらいいかわかりません。
こんな時どうすれば、
どういう行動を取るのが
正解なのでしょうか??

長文失礼しました

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

  • 高2男子
  • 高校総体後にキャプテンに就任
  • 部員のやる気がなく、
    練習にならない
  • 顧問も頼りにならない
  • こうなったのは
    自分のせいと思っている
  • 結果的に部活に行きたくなくなっている

ですね。

ではここから回答していきます。

結論

【今日の結論】

人は変わらないし
あなたの時間は有限である。

時には全てをぶっちぎって
自分のために全力を出す勇気も必要。

ではなぜこのような回答になるかを
解説します。

この質問者の方の気持ちは
非常に良くわかります。
なぜなら僕も同じような経験を
してきたから
です。

今回は僕の体験談を元に、
当時何を考えて、
どの様に解決してきたかを
解説していきたいと思います。

内川の中学時代の孤立体験

何があったかと言うと、
僕の中学校の陸上部は
僕の学年だけやたらと
サッカーのクラブチームに入っている子や、
野球のシニアチームに入ってる子が多かった
です。

彼らは土日をそれぞれの
クラブチームで過ごしていましたが、
部活に入っていた方が
その後の進路等の関係で有利となるので、
何かしらの部活に
入らなければなりませんでした。

ただ、サッカーのクラブチームに入っている子が
サッカー部に入ったとしても
試合には出られません
部活とチームどちらかの所属に
ならないといけないからですね
)。

ということもあり、
体力づくりという名目で
陸上部に所属していました。

なので彼らとしては
陸上部に籍を置いて、
且つ放課後に少し走って
体力をつけようという程度の部活です。

その上の学年その下の学年、
どちらが見ても僕のように
片手間で陸上競技をやっている子は
非常に少なかったんですね。

いても男子が6人とかのうちの1人とかです。
0ではないですけども
1人や2人といった人数でした。

一方、僕の学年は
1学年20人ぐらいいて(これがそもそも多い)、
陸上競技だけをやっている子というのが
5人ぐらい
しかいませんでした。

この15人という彼らが
非常に手を焼く存在でした。

具体的に言うと、

  • 練習時間になっても
    部活に来ない
  • ピンポン玉をポケットに常備していて
    校舎裏でピンポン玉野球をしている
  • 「外周行ってきます」と言って
    近所の公園で遊んでいる

などの行為が日常茶飯時でした。

これは基本的に、
陸上を真面目にやっていなかった
クラブチームでの子供達だけに
見られた傾向なのですが、
残念なことに陸上競技しかやってない子達も
基本的に日和見勢
なので、
誘われたらそちらについていってしまいます。

この理由は、
陸上競技しかやってない子達も
”陸上部”というくくりで見れば、
陸上を真面目にやっている子 VS
片手間で陸上をやっている子
となるのですが、
それ以外の時間で考えると
彼らは同じクラスや
同じ学年のお友達
です。

そして、往々にして
クラブチームでサッカー、野球
やっている子というのは
快活であり運動もできるので
クラスの人気者だったりします。

なので、クラブチーム勢の彼らについていくほうが、
陸上競技しかやっていない子の
学校生活的には正しい行為でした
陸上競技的には
全く正しい行為ではないんですが
)。

陸上競技だけやってる子というのも
競技成績が良かったわけではないので、
真剣にやっている僕1人 VS
15人ほどのクラブチーム勢

という対立構造が出来上がっていました。

内部だけではなく外部環境も悪くなる一方

14歳15歳という
思春期真っ只中の男の子にとって、
世界の全てである学校という空間で
自分1人孤立するという経験は
なかなかにしんどい
です。

やる気のある顧問が続々異動に

2年生に上がる頃には
熱心だった1人の陸上部の顧問
(女性、怖い)が他の学校に転勤となりました。

その女性の先生が異動した先は
瞬く間に強くなり、
僕の1学年上で走幅跳で1位だった選手は
その中学でした
その後高校では2年生で7m跳び、
インターハイ出場
)。

うちの中学は元々いた先生(男性、怖くない)が
1人で見る形になり、
2年生の夏から僕が部長となりました。

そして翌年僕が3年生に上がり、
元いた先生も転勤になり、
新しく来た全くの素人の先生だけに
なってしまいました。

頑張ってるやつに難癖をつけてくる
ダメ上司の典型のような教師

この素人がなかなかに厄介で、
自分は指導も規律を整えることも
しない
くせに
(指導はできないんで
期待はしていないのですが)、
真面目にやってる僕に
難癖つけてくる教師
で、
スタンスとして自分が嫌われないために
生徒に迎合しているような
最低なやつでした。

具体的には僕の中学の地区は
リレーで優勝した中学に
県大会へのバスが出る
というシステムでした。

つまりリレーで県大会に進むと、
部員全員で応援に
いかなくてはならないということです。

当時の県大会進出は
男子リレーと僕の幅跳びだけでした。
なのでほとんどの部員は暇です。

日常の練習でピンポン玉を
ポケットに常備しているような奴らなので、
当然トランプやゲームを持ってきます。

僕が下で走幅跳決勝をやっている中、
この距離でトランプに興じている部員たち。

砂場の真上でトランプに興じる部員達
砂場の真上でトランプに興じる部員達

まあそれは正直どうでもいいです。
別に興味もありませんでしたし、
そもそも応援があるとすら
思っていないので。

ただその顧問は最前列にいるにも関わらず、
部活の代表として部長が
個人種目で戦っている状況で
部員が遊んでいる姿を見て
何も言わないわけ
です。

ただ正直それもどうでもよかったです。
邪魔さえしないでいてくれたら
そもそも1人でここまでやってたので、
なんとも思いません。

問題はそのあと。
幅跳びが終わって僕はベンチに戻りました。
僕は朝からリレー走って
その後幅跳び出ているので、
まとまった昼食も食べていません。

で客席で見ていた母も
着替えの荷物等を持ってきてくれ、
何も食べていなかった僕に
売店で売っていたチェロスを
差し入れで持ってきてくれました。

まあ試合後に揚げ物はあれですが、
何も食べていなかったですし
甘いもの好きですし
嬉しかったのでそのままぺろりと平らげ、
その後は片付けをして
バスで帰宅しました。

それから次の土曜日の練習で、
僕が練習しているところに
例の顧問がやってきました。

僕は「よく頑張った」などの
ねぎらいの言葉を
かけられるのかと思ったら開口一番、

内川君、この前の試合の時に
食べていた甘いものは
自分で買ったの?

は?
何を言っているんだこいつは…

と思いましたね。

『いや、母が買ってきてくれたので
食べましたけど』

なんでそんなもの食べてるの?

ここまで言われて
「いてもいなくても変わらないから、
邪魔さえしなければ何でもいいや」と
放置していた僕でしたが、
流石にプッツンきました

『いや、そのまえに先生は
まずすることあるんじゃないんですか?

この前の試合で
なんで僕が下で競技しているのに、
その真上で部員が応援もしないで
トランプしているんですか?

先生隣りにいましたよね?
なんで注意しないんですか?

仮にも学校の代表として
出ている選手を応援しないで、
遊んでいるのを放置して、
その頑張っている選手がなにか食べていたら
それを注意するなんて
完全にやってること
おかしくないですか?


まずは自分がやるべきことをやってから
文句言ってください!!』

僕はど正論を返したのですが、
そこでお決まりの

先生に向かって
なんだその口の聞き方は!

『いやあんたがわけわかんないこと
言ってるからでしょ!』

だからなんだその口の聞き方はって
言ってるんだ!
親に電話してくるぞ!!

『いいですよ、
絶対僕の言ってることのほうが
正しいんで!』

いいんだな、
電話してくるからな!!

というしょうもない教師のテンプレのような
捨て台詞を吐いて
職員室に戻っていきました。

結局母は買い物中で
電話はつながらなかったらしいですが。

この1件以来僕とその最低な教師は
部活に来ることもなく、
一言も口を聞かずに卒業しました。

その後僕がいなくなって、
「厄介者がいなくなった」と
安心したのか部活にしゃしゃり出るように
なりましたが、
元々生徒に迎合するような姿勢だったこともあり、
完全に舐められて
疎ましがられていたようです。

そんな部活を助けてくれたのは校長先生

結果的にその頃の陸上部の様子が
散々だったこともあり、
自身も陸上競技をしていた校長先生が
見るに見兼ねて朝練

見てくれることになりました。

7時台から校長先生が生徒と一緒に
朝練するなんて
少し異様だと思いますが、
当時の僕にはすごく助かっていました。

が、基礎体力づくりと点数稼ぎで
陸上部に入っている子達にとっては
非常に余計なことです。

当然反発もあり
最初は僕と陸上だけをしていた何人かと
後輩という体制でしたが、
次第に校長先生に声をかけられ
嫌々ながらも来るようになり、
最終的にほぼ全員が参加する朝練になりました
表面上はめでたしめでたしなんですが、
内面で仕方なく出てきているというのは
変わらないので、
それ以外の部活での立ち振舞等は
なにも変わっていません
)。

やる気のないやつにやる気を出させることはできないと悟った中2の秋

部活動に本気で仕込んでいた方なら
お分かりいただけると思うんですけれども、
学生にとって部活動というのは
クラスの繋がりよりも大きい
です。

そんな学生において
部活動で孤立するというのは、
学校の中でも孤立する
ことを意味します。

最初は僕も「みんな仲間だから
やる気を伝えて話せば
わかってくれる
」と思っており、
動かない一人ひとりに
「もう時間だからアップ行こうよ」
ということを伝えていました。

去年までは部長の「アップいきまーす」の
一声だけで
みんなが流れるようにアップに行っていた開始が、
部活開始時間30分が過ぎても
一向にアップに行かない。

行ったら行ったでまともにアップしない、
練習しない、ずっとふざけている。

どれだけ話しても彼らはやる気がない。

こうした状況で真面目にやっている僕は
完全に孤立していました

環境的にはなかなかしんどい陸上競技でしたが、
自身のやる気がなかったサッカーと違い、
新人戦の市大会で初優勝するなど
成績も上がり始め、
かなり陸上競技が
楽しくなってきた時期
でした。

もっともっと陸上競技にのめり込んで
しっかり練習していきたいけれども、
顧問も放置だし周りはやる気がない。

やる気があるのは自分と後輩だけ
後輩にやる気があると言うより
部長がやるぞと言ったら
やるしかないですよね
)。

この状態で僕はある決断を
しなければなりませんでした

  1. 同じ学年の友達見捨てないために
    陸上競技しかやっていない僕も
    陸上競技は諦める
  2. やる気のある一個下の後輩達を
    引き連れて練習をし、
    学年の友達は全部切り捨てる

です。

ここで僕は2を選びました
やる気のない同期は一切無視をして、
やる気のある後輩だけ集めて
練習を重ねました


一応断っておくといきなり
切り捨てたわけではなく、
その前に何度も何度も
練習しようよアップ行くよっていうことは
言っていたんですけれども、
彼らは全く耳持たずでした。

なので苦肉の策というところですね。

無駄を切り捨てた結果、身軽になって更に跳べた

そして今まで抱え込んでいた
全く無駄なものを切り捨てた結果、
僕は今まで以上に陸上競技に
真剣に向き合う事ができました。

自宅が中学校から歩いて
3分の距離にあったこともあり、
練習のなかった日曜日は1人で学校に行き
幅跳びの練習
をしていました。

勝手に学校に行って練習をしているので、
体育倉庫を開けることができず
砂場をならすことができませんでした。

ただ「じゃあしょうがない」と
諦めるという精神は持ち合わせておらず、
家にあったスコップと
砂場をならすトンボ(レーキ)は
転がっていた木材を切り、
釘を打ち込み自作をして
練習を行っていました。
後日談ですがその木材は
神棚を組み立てるための木材だったらしく、
おじいちゃんが怒っていたようですが
スポーツに打ち込んでいるのは
よいことだということで
許してもらえました。笑


こうして今まで以上に
陸上競技にのめり込んだ結果、
市大会では圧勝の優勝
(2位に50cm差くらいつけて)、
県大会でも入賞することができました。

この県入賞という結果のおかげで、
結果的に進学した高校から
推薦の話が舞い込みました
結局スポーツ特待は
理系に進学できないということで
特待ではなく通常入試で入りましたが
)。

ここまでで中学生の僕が学んだことは

  1. 周りは関係ない
  2. 成果を出すには自分の努力
    それから頭を使った練習が必要
  3. 環境が悪いと嘆いたところで
    何も変わらない
  4. 他人を変えようとするな、
    自分が変われ

ということです。

この中学生という
非常にセンシティブな時期に1人になった。
そしてやり切らなければならなかったという経験が
非常に今の役に立っていると思います。

周りを切り捨て1人になってやりきった結果、
成果が全く出なかったら

あいつ一人必死になってやってるのに
全然結果でないじゃん、
ダッセー(笑)

と笑いものになったかもしれません。
そうした想いもあって、
必ず結果を出してやる
心の底から思っていました。

不真面目なやつは自分の不真面目さに気づいていない

また、これは例のチュロス事件の
県大会の直前の地区大会で
起こった出来事ですが、
大会が終わり全員で撤収作業をしていました。

2日間の最後であり、
前日の片付けがずさんだったこともあり、
僕は「片付け終わった?」と聞き
「大丈夫~」と返事があってからも
ベンチにゴミがないか
徹底的に調べました。

そんな僕を見て同期の男子の1人が
うっちー、俺らのこと
信じられないのかよ?笑

とおどけて言ったので僕は真顔で
うん、俺、
お前らのこと信じてないから

と言い放ちました。

その瞬間空気はシーンと凍りついたらしいです
僕自身本当のことを言っただけだけど?
という感想でしたが
)。

そして数日後、僕は母に
「あんたみんなの前で
『信じてない』って言ったの?」と言われ、
「うん、言ったよ、だって本当のことじゃん。
あいつらがどんなことしてるか知ってるでしょ?」
「まあそうだけど、
みんなの前で言うのは良くないんじゃない?」
「俺はそうは思わない」
という会話が繰り広げられました。

どうやらその発言を聞いていた女子が家で
「うっちーにこんなひどいこと言われた」
と愚痴ったようで、
それがママさん界隈で話題になり
うちの母に伝わったようです。

ただ、僕は今これを書いているときでも
別に間違っているとは思いません。

うっちーがひどいことを言った」のではなく
君たちの普段の行動がひどくて
その結果を伝えたらショックを受けた
」が
事実だと思っています。

彼ら、彼女らは、
自分がどれだけのことをしているかも自覚せず、
目の前に生じた快・不快だけで
判断しているのだとこのとき悟りました。

この経験もあり、僕は余計に
他人を変えようとしない」と
固く心に誓いました。

内川的人生計画も中学時代の経験により作られた

目標を定め、
現時点での自分の位置を認識し、
必要な物を揃えて環境を整え、
あとはゴールまで無心に走り抜ける。


これがなかなかに過酷だった
中学時代の僕が、
1年間をかけて手に入れた
結果を出す法則です。

そこから10年以上経った今でも
この法則は自分の中で変わっていません。

なので高校では
今まで頑張っていた部活にプラスして
勉強も成果を出そうと思いましたし、
大学では全力で陸上競技ができる
最後の期間だと思い、
これまで以上に部活に打ち込んできました。

ここでなぜ僕の方針が
高校と大学で変わっているのかを
人生戦略的に解説すると、

高校 高校を卒業する成績も大切
なぜならその後の
大学につながるから。

成績同じ位のやつが入ってくるので
少しの努力で突き抜けられる

だったら普段の授業しっかり聞いて、
予習復習頑張って
定期テストしっかり取れば
指定校推薦(G-MARCHが最高レベルだが)
もらえて
大学受験しなくて済むし、
みんなが受験勉強している間も
引退せずに陸上できる。
大学 入って卒業さえすればOK
その中での成績は
就職活動時に聞かれないから
頑張っても特にメリットない
理系就職&大学院進学は
端からしないつもりだったので
)。

逆に陸上を全力でできる期間は
今しかないから
そこに全振り。

です。
ちなみにこの内容の8割は
高1夏の時点で決まっていました


少なくともその時点で
指定校枠は確認済みで、
その中でどこに行こうかを考えていました。

「その中でどこに行こうかを考えていた」
というのは、
僕は高1時点で成績オール5
学年トップだったので、
推薦が来ている大学から
選び放題
だったわけです。

ちなみに指定校推薦は
学力つかないからダメだという声もありますが、
僕にとって大学とは
新卒チケットを貰うための場所
と割り切っていたので
全く気になりませんでした。
ただスポーツ推薦で
学力が高い大学に行くのは
卒業するのに苦労するので
あまりおすすめしません。

陸上アカデミアは僕が孤立していなければ存在しない

このように学生時代を
戦略的に過ごせたのも、
0から陸上アカデミアを立ち上げたのも、
中学で孤立して「詰める力」を
養ったおかげです。

そしてスポーツで結果を出している人や、
芸術で結果を出している人
学問で結果を出している人、
ビジネスで成功している人
全てにおいて
この考え方は共通しているなと思います。

違いはそれを人生のいつ体感するか、
学ぶか、気づけるかだと思います。

とすると、これを中学時代に
勝手に気づけた僕は
大変幸運だったと思いますし、
この過酷な環境を用意してくれた中学校には
今でも感謝をしています。

質問者様への回答

この経験から何が言えるかというと、
この「結果を出すための法則」を
ストンと腹落ちするためには、
誰かに言われた方ではなく、
自発的に自分の全てを投げ打ってでも
何かに没頭する時期を経験できたかどうかが
重要
ということです。

そこで結果が出るか出ないかというのは、
才能があるかどうかというところにも
よると思いますが、
重要なのはそこではなく、
結果が出なくても言い訳が出ないまで
打ち込めるかどうかです。

自分の全力は尽くした、
でも力及ばなかった、
うん、だからこの分野では
自分は才能なかった

こうやって諦められたら、
その子はいつか成功します。

今回は土俵選びを間違えてしまっただけで、
人の半分の時間で倍の結果が出せる領域で
今回と同じ努力をして勝負すれば、
自分が圧勝
です。

仮に僕がこの全力の努力を
陸上競技以外のものに向けていたら、
ここまで結果は出ていなかったでしょう。

僕は長距離走が遅いので、
幅跳び選手としてではなくて
長距離選手として
同じだけの熱量、同じだけの努力をしたところで、
良くて県大会で戦える
(入賞はできない)くらいの結果でしょう。

とても青学記録更新&
全国大会入賞は不可能
だと思います。

でもそれは僕は知っていたので、
長距離は選びませんでした、
自分が得意な分野に絞って戦ったから
結果が出たのです。

ただ向いてない分野でも、
努力のやり方を学ぶことはできます

1回本気で何かを成そうと
必死で試行錯誤をした人にとって、
自分の才能のある分野で
その努力をするだけで
他の人の2倍3倍といったスピードで成長し、
成果を出すことができるのです。

こうした死ぬまで使える
物事を成していく努力の方法
を、
孤立した人は手に入れられるチャンスなのです。

通常だと部の運営やメンバーのケアなどに
自分のリソースを割かなくてはいけないですが、
それすらぶっちぎって
誰からも文句言われずに、
ひたすら自分のための努力ができる


むしろ真面目にやらない同級生に
ありがとう」と
言っていいくらいです。

まして11人いないとできないサッカーと異なり、
陸上競技は自分ひとりで日本一になれます。
最高に恵まれています

このチャンスを誰でもない
あなただけの成長のために使ってください。

自分から真面目にやらず
離れていった人たちを救う必要はありません。

さっさと切り捨てて、
自分の能力向上のために
自分のリソースを使いましょう。

まとめ

【今日のまとめ】
真面目にやっている人間が
バカを見る必要はない。

今努力が実らなくても
その努力の方法は
あなたの人生を助ける武器になるので
周りを気にせず必ず磨き続けろ!

PS.

ちなみにぶっちぎった結果
友達がいなくなると
不安になるかもしれませんが、
それで離れていくような人間は
端から友達ではありません。

友達というのは
それでも残ってくれる人間です。

僕の生涯唯一の親友は、
ぶっちぎっても離れずにいてくれた
彼だけです。

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