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子供のスポーツ教室で監督やコーチが怒る、怒鳴るというのは、120%指導力不足が原因だ!

    
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子供のスポーツ教室で監督やコーチが怒る、怒鳴るというのは、120%指導力...

子供のスポーツを見ていると「コーチが怒る」という問題が必ず発生するだろう。
そんなときに「子供がかわいそう」と思っても、「でもそういうものなのかな?」という気持ちも払拭できないだろう。

断言するが「スポーツ指導に怒ることは必要ない」。
その根拠と、なぜ怒ってしまうコーチが存在するのかについて解説しよう。

この記事を読めば、「あれ?このスクール子供のためになってないかも…」と気づけるかもしれない、

本日の質問

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

今日は「怒ったり怒鳴ったりする指導者は正しいのか」ということについてお話していきたいと思います。

内川

子供がトランポリンを習っています。
コーチが練習中子供の事をよく怒ります。
ちゃんとできてないからという理由だとおもいます。

けがをしないように柔らかくなるために、また割りをコーチが無理やりします。
子供達は痛くて泣いています。
スポーツを上手になるためにはコーチは怖いものなのでしょうか?

悩める相談者

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

  • スポーツが上手になるためにコーチは怒るべきなのか?

ですね。 ではここから回答していきます。

結論

指導者が怒るのは自分の実力不足。
本当に実力のある指導者なら怒るではなく、「どうすればできるようになるか」を諭せる。

最も大切なのは「親子で目的を見誤らない」こと!

まず、サッカーでも野球でも、かけっこでもなんでもいいんですが、子供にスポーツを習わせている(子供視点でいうと習っている)理由は何でしょう?

悩み事でよくある間違いが、最終的な目的がわからなくなってしまうことです。

陸上アカデミアにいらっしゃる方の最終目標としては

  • パファーマンス向上(運動会、その他スポーツで)
  • 運動機会の増加(スポーツが苦手なので)

です。

つまり、

  • スクールの近さ
  • 人数
  • コーチの質
  • 価格
  • 子供の快適さ

などの要素を総合的に考えて、「それでもパフォーマンス向上のために通いたい!」となっているということです。

もちろんどのレベルで「パフォーマンス向上」を求めているかによっても、検討条件は変わってくるかと思います。

例として100のパフォーマンスを求めていれば、先程の検討条件である「近さ+人数+質+価格+快適さ」=65であれば、「めっちゃいいスクール!!!」としてそこに通うかもしれません。

一方同じ65のスクールでも、パフォーマンス向上を30しか求めていない親子であれば「え、ちょっとそこまではいいや…」となってしまうかもしれないということです。

そしてコーチが怒るというのは「快適さ」で大幅なマイナスを発生させます。

ここでもう1度あなた達親子の目的を考えてみましょう。

スポーツを習う目的は「嫌いになること」ですか?

これはそんなわけない!という回答が全力で返ってきそうですが、よく考えてみてください。

目的は

  • そのスポーツでプロになること?
  • そのスポーツで今より活躍すること?
  • そのスポーツを楽しむこと?
  • 運動機会を増やすこと?

どれでしょう?

いずれにしても「嫌いになったら成し遂げられない目的」ですよね?

にも関わらず、「子供が理不尽に怒られる」という環境に身を置かせてるということは、子供にそのスポーツを嫌いにならせる方向に進んでいるということになりませんか?

今一度、最大の目的を考え、怒る指導者からは距離を離したほうが良いと思います。

指導者が怒る理由は、指導ができないから

ではここから、なぜ怒るコーチ、監督が出てくるのか、その原理についてお話していきます。

怒られたい選手はいないのに怒るのは、自分の思い通りにいかなかったから

まず前提として「怒られたい選手」はいません。それが子供ならなおさらです。

にも関わらず、

  • 怒る
  • 怒鳴る
  • 馬鹿にする
  • 脅す

という行為に走る指導者がいるのは、怒るのが簡単だからです。
では何について怒っているのかというと、「自分の想像通りに子供が動かないことに対するいらだち」です。

つまり、「自分の思い通りに事が進まず子供に当たり散らしている大人」が怒る指導者の正体です。
これを知れば親子共々、少し心持ちは良くなるのではないでしょうか?
怒っているのはただ駄々をこねているだけだと。

かけっこ教室のコーチが怒らない理由は成果を求められていないから

こう考えると、かけっこ教室の先生に怒る人が少なく、陸上の大会に出るとなると途端に怒るコーチが増加する理由も少し納得がいきます。

基本的にかけっこ教室のコーチというのは、自分の仕事を「子供を集めてレッスンすること」だと思っています。
あなたも「え、そうじゃないの?」と思われるかもしれませんが、子供を集めてレッスンすること(コーチの言った行動を行うこと)では子供の技術力は向上しません。

僕の定義は異なります。
僕が他のコーチに「君たちの仕事は子供が小学校卒業時にどんなスポーツもできるようにして送り出すこと」と伝えています。
その基本は走跳投なので、その能力を高めるための「陸上」アカデミアです。

一方、サッカーや野球では「怒る」指導がよく見られるのではないでしょうか?

  • 1対1でボールを取られて怒る
  • シュートが枠を外れて怒る
  • 失点して怒る

僕はいずれのケースも体験しました。
そう考えると、僕が幼少期に過ごしたサッカーチームは最低でしたが、陸上アカデミアを通して正しくレッスンをし、多くの子供の「走りの技術向上」を成し遂げるためには必要なものだったなと再定義できます。

実録、サッカーチームの指導

また、この僕が実際に経験した例でなくても、レッスン後にサッカー少年のお母様から言われたサッカーチームの愚痴として、新しく入ってきた上手い子を取り上げて、「みんな〇〇を見習え!〇〇の真似をしろ!」と子供に指導しているということでした。

これに僕は爆笑して同時にドン引きしたのですが、この意味わかりますか?

最近入ってきた子ということは、いくらその子が上手くともその能力は別のスクールで身につけた能力です。その子の真似をしろ!ということは、うちではその子が元いたスクールより良い指導ができないので、そのスクールのおこぼれに預かろう!と大声で宣言していることになります。

もうスクール潰して、全員その元スクールに入れたほうが良くないですか?

ということを言われた瞬間に考え、僕は爆笑しました。

百歩譲って、コーチ自身が「俺の真似をしろ!」ならわかります(指導方法としては下ですが)。
あくまで「みんなにやらせたいのはこれ、でもそれをみんながわかるように言葉にすることができないから、見て真似して」という主旨の発言です。

でもそれすら放棄するって、もうコーチやめたほうがいいですよね。

怒る指導者が誕生するロジック

ではここから、なぜ怒ったり怒鳴ったりする指導者が生まれてしまうのかをロジックで解説していきたいと思います。

そもそも、先程も怒るのは「自分の想像通りに動かないことに対するいらだちを子供にぶつけているだけ」とお話しましたが、「だったら子供が思った通りに動くように指導すれば良くない?」と思いますよね?

これがそういう思考にならない理由を解説します。

できないのは子供に原因がある理論

まず、こういう残念なコーチの特徴として「自分の指示したとおりにできないのはその子供の問題」という思考をしています。

いや、そうはならないでしょ?

悩める相談者

と外野から見ているとそう思いますが、これはある種分かる部分もあります。

というのは、同じ練習をさせたときに対して説明しなくてもできる子が、10人に1人くらいいます(これは体の使い方が上手かどうか)です。

つまり指導者の思考の流れとしては

できている子もいる

何も言わなくてもできているやつがいるのになんでお前はできない

できないのはその子供が悪い

「もっとこうするとよい」という改善方法ではなく、「おそーい」「もっとしっかり狙えー」という現象に対する愚痴しか言わない

こうなってしまうと、それは指導ではなくただの文句(愚痴)でしかないです。

そして試合などのいざというときになったら「もっと自分で考えてプレーしろ!」と更に怒るわけです。
普段「問題を自分で解決する方法」を伝えていないのに、いきなりそんなことができるわけがないですよね?
指導全てが空回りしているわけです。

この残念な考え方は基本的に一生治らない

そして残念ながらこの残念な考え方は一生治りません。
理由は5つ

  1. 自分がそう育ってきた
  2. 自分は困っていない
  3. それを変えるのは大変
  4. 自分が正しいように思えることがある
  5. パパコーチだと余計にそこまでのモチベはない

です。

それぞれざっくり説明します。

1.自分がそう育ってきた

これは僕がサッカーでそうだったように、大学院等でコーチングを真剣に学ばない限り「スポーツ指導=自分が受けていたやり方」になります。
なのでこのデス・スパイラルを止めるためにも、少子化ということもあるので、良くない指導をしているスクールはどんどん生徒が減って淘汰されるべきだと思っております。

2.自分は困っていない

続いて、怒られて嫌な気分になるのは子供本人とその保護者なわけで、コーチや監督自身は痛くも痒くもないというわけです。
嫌ならやめてくれということですね。

3.それを変えるのは大変

それを変えるのは大変というのは、正しい指導をしようとすると、まず方法論もわかりませんし、正しく教えるということは子供1人1人にきちんと時間を取るということです。
おそらくその時間もないでしょうし、「自分の理想」を順序立てて言葉にする手段も持っていないと思います。

なので「怒らない指導をしたほうがよい」と思っていても、結局いつもの指導方法がやりやすく、心地よいのでいつもどおりに戻ってしまうということです。

4.自分が正しいと思えることがある

これは10人に1人くらいそれでもできてしまうので、今のやり方で実績が出ている様に思えてしまい、「俺はこのやり方で結果出ている!」と勘違いしてしまうわけです。

5.パパコーチだと余計にそこまでのモチベはない

専業コーチですらこのような状況なのだから、パパコーチなんてもってのほかですよね?
わざわざコーチングについて学ばないでしょうし、子供に正しく指導したくても、そもそも自分の中に理論がないので、子供にそれを展開することもできません。
「集まって楽しくサッカーしましょう」の運営ならいいですが、そこから勝利を目指し始めると「怒る」しかできなくなるので、指導はするべきではないと思います。

では最後に「もっと自分で考えてプレーしろ!」はこの指導方法では無理という話をしたいと思います。

怒るから自分で考えなくなる

すでに取り上げたサッカーの〇〇君を真似する指導であれば、その〇〇君のコピーばかりするようになり本人は考えなくなります。
なぜなら考えても無駄だから。

そして自分で考えた結果行動したとしても、外したり取られたりすると怒られるのであれば、子供ではなくてもこう思うのではないでしょうか?

「もう考えて行動するの、やーめよ」。

これはどこを見ているかというと、自分の周りの状況を把握して適切な行動を取るのではなく、ただただ怒られないように大人の目線を気にして自分で判断しない人間が出来上がるだけです。

内川自身大人の目線を気にしてビクビクしていた環境があった

もう10何年も前の話なので薄っすらとしか覚えていませんが、僕もサッカーの試合でいつも「怒られないかな…?」とビクビクしていたように思います。

それからこれはまだ近いので覚えていますが、大学2年以降も監督達に怒られないように行動していました。

自分で考えて行動を起こすと怒られるので(それで男子のほぼ全員が2ヶ月部活を謹慎したこともありました)、基本的に言われたことだけやっていました。
また教員免許を取得するのに必要な宿泊研修が全日本インカレと被っていたので、応援は休みますと連絡したところ、監督を筆頭にコーチ全員が集結している部屋に呼び出されて、僕が怒られるということもありました(これに関しては本当に意味がわからない)。

で、何をやっても怒られる上に、そのくせ「もっと考えろ」と言われるので、もはや袋小路です。
こうなったらもうその組織内で成果を上げたりするのは環境的に無理ですね。

一方、高校時代の監督は僕のスポーツ人生の中で最高の人で、恩師です。
こちらが熱意を持って練習に取り組めば、それにしっかり答えてくれます。
僕も怒られたことはほぼなかったと記憶していますし、全面的に僕を信頼してくれていました。
なので存分に練習に熱中でき、しっかりと実力を高めていけたと思います。

僕が大学記録を出したり全国大会で入賞したのは大学1年ですが、これは完全に高校時代に蓄えた力が、少し遅咲きしたものだと思っています。

僕の経験としては、本当に指導者の良し悪しで生徒の成績は大きく上下します。
なのでもし、今通っている教室のコーチ、監督が怒る指導をしているのであれば、最大の目的と照らし合わせて、子供のモチベーションが下がり切る前にチームを移るなり、やめるなりの選択肢も提示する必要があると思います。

まとめ

指導者が怒るのは自分の理想が達成できないことを子供に当っているだけ。
子供に論理的に説明してくれるスクールを探せ!

 

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