こんにちは、陸上アカデミアの内川です。
2022年6月第5週の練習プログラムです。
先週のプログラムはこちら(コントロールテストを行いました)
[kanren url=”https://rikujou-ac.com/program-001/”]
テストは先週で終わったので、今週は通常のプログラムに戻ります。
今週のプログラムは切り返し。
プログラム:切り返し
切り返しは陸上競技では行わない動作なので、通常のかけっこ教室では行わないことが多いかと思います。
しかし陸アカでは「小学校卒業時に何のスポーツを選んでも人並み以上にできている状態」を全生徒で目指しているので、左右に素早く移動するという能力も鍛えております。
やり方
具体的なやり方としては以下のとおりです。
5m間隔でL 字にコーン(等の目標物)を置き、コーンでできるだけスピードを落とさずに左に曲がる。
取り組む目的
目的としては球技や鬼ごっこで使う能力を育みます。
具体的に言うと、例えば
- サッカーで相手のマークを外して抜け出してパスをもらう
- バスケでドリブルで相手を抜く
- ラグビーでカットを切って相手を躱す
といったシチュエーションが考えられます。
実践例
注意すべきポイント
ポイントは2つで
- 回らない
- スピードを落とさない
に気をつけて行いたいます。
回らないというのは、90度の方向転換しようとするとトラックを走るようにぐるっと回ってしまうことよくあるからです。
上の実践例では90度直角にキュッと曲がっていると思いますが、この切り返しが甘いとグルっと回ってしまいます。
これは「今まで1歩で切り返す」ということをしてこなかったので、切り返し脚の1歩前を進行方向に大きく踏み出してしまうことに問題があります。
ここを改善することによって「前に走ると思いきやそこから曲がる」という球技でよく使うアクションを行うことが可能です。
2つ目の注意点である「スピードを落とさない」は脚力がなくて曲がりきれないので、自分のスピードを落として切り返しに必要なエネルギーを少なくしているという状態です。
いずれも「理想の切り返し」には不要な動作なのでなくしていきたいですね。
この動きを極めると、こうした切り返しもできるようになります。
上手に切り替えせない状態からどの様にしてここまでたどり着くかの改善については、実際に陸上アカデミアのレッスンにお越しください!
PS.
数日ブログの更新が空いてしまったのですが理由がありまして、実はとあるテレビ番組の収録に参加してきました。
待ち行く住人Aをみたいな感じではなく、完全に陸上教室のコーチということでいつもの僕です。
オンエア日は未定みたいなのですが、分かり次第ブログでは告知させていただきます。
公式ラインの方ではどんな番組に参加してきたかを連絡したいと思いますのでお楽しみにしていてください!
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