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走り幅跳び初心者が踏切足に迷ったら「左足踏切」をお勧めする理由

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
陸上アカデミア代表。 中学時代に陸上競技と出逢い、以降大学まで10年間陸上競技に打ち込む。青山学院大学時代には走り幅跳びで全国7位&大学記録更新を達成。『幼少期の運動能力は将来の学歴と年収に比例する』という衝撃の研究結果と出逢い、『学力を上げるためのかけっこ教室』を運営している。
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走り幅跳びを初めて日が浅い場合、「踏切足はどちらがよいのか?という悩みを持つことが多いかと思います。
踏切足の模範解答は「跳びやすい脚」がいいけれども、実は左足踏切のほうが跳べるらしいですよ。


本日の質問

こんにちは、陸上アカデミアの内川です。

内川

今日は走り幅跳びの踏切足に関する質問に回答していきます。

走り幅跳びの踏み切り足についてです。

走り幅跳びの踏み切り足って利き足とは逆の方が記録よくなるんですか?
僕は右が利き足でずっと右で跳んでたんですが、こんな話を知って逆足で跳んでみようか迷ってます。

悩める相談者

今日はこの質問に回答していきます。

まとめると

利き足と逆足で跳んだ方が記録は良くなるのか?

です。

ですね。

ではここから回答していきます。

結論

【今日の結論】
どちらの足でも問題ないがバイオメカニクス的には左足踏切のほうが跳べるらしい

ではなぜ「どっちでもいいが、左足のほうが跳べるらしい」という回答になるかを解説します。

どっちの足で踏み切るのがよいか?

小学生や中学生で走り幅跳びを初めてすぐの場合どっちの足で踏み切ったほうがいいか?」と悩むことがあるかと思います。
この疑問への基本指針をお伝えします。

基本的には踏切しやすいほうの足がいい

走り幅跳びは全力で走って跳ぶ種目なので、基本的には跳びやすい脚がオススメです。

ただ 

それがわからないから困っている!

あなた

という方もいるかと思います。

(残念ながら内川自身「ジャンプなら右足でしょ!」と思い込んでいたので、悩んだことは一度もありませんでした。)

そういった方はこの「跳びやすい脚を検証する方法」で調べてみてくださいね。

跳びやすい足を調べる方法
  1. 全力で走る
  2. 場所を決めずに跳ぶ!
  3. そのとき無意識でどちらの足で跳んだかを確認する
  4. 3回ほど繰り返してどちらの足の割合が多いか、どちらが跳びやすいかを調べる

このやり方でなら「自分は無意識ではどちらで跳ぶのか?」が明らかになるので、踏切足が決まっていない方は「跳びやすい足」の能力を伸ばすことをオススメします。

ボールを蹴る足とは逆足のことが多い

ここまでで踏切足の調べ方をお伝えしましたが、これとは別によく言われる踏切足の調べ方をご紹介します。
それは「サッカーボールを蹴る足とは逆足」です。

理由はサッカーボールを蹴る際には蹴る足と逆足で全力で踏み込みます。
これはいわゆる軸足と呼ばれ、この踏み込む動きが踏切動作の途中までの動きと似ているからです。

なのでボールを蹴る利き足が右の場合は左足踏切が多いです。

各局面における踏切足(内川の場合)

ここまで堂々と紹介して大変恐縮ですが、実はこの判断方法がすべての人にあてはまるわけではありません
あくまで目安です。
実際に私は右足が利き足で踏切も右足です。

幼少期にサッカーも習っていたので思いっきり右足で蹴ることはできます。
よって力強く左足で踏み込むこともできます
しかしこと走り幅跳びとなると、左足で踏み切ることはできません
この動作を脳内でイメージすることも難しいです。

左足で踏み切るというのは、私の中ではそれほど不自然で気持ちが悪いことなのです。

ちなみに私の利き足事情ですが、このようになっています。

ご参考までに。

  • サッカー:利き足は右
  • 走り幅跳び:右踏切
  • 三段跳び:右→右→左
  • 走り高跳び:右踏切
  • ハードル:右踏切

基本的に右しか使わないですね。笑

このようにすべて右足だったり、それぞれ別だったりする場合があります。
こればかりは絶対の正解があるわけではなく、実際に力を発揮しやすい足で跳ぶのがオススメです。

大切なのは「ジャンプしやすい足で踏み切ること」です。

バイオメカニクス的には右足はブレーキ、左足はアクセルの役割を果たす

ここまでで「踏切は跳びやすいほうの足がいいよ!」ということを説明してきましたが、実はバイオメカニクス的にいうと踏切足には模範回答があります。

理由は両足の役割が異なるからです。

左足の役割はアクセル

まず左足はアクセルの役割を果たします。
つまり自分を前に進ませるエネルギーを生みたい局面でのジャンプは左足がよいということです。

例えば以下のような局面が考えられます。

  • 走り幅跳びの踏切
  • 三段跳びのホップ→ステップ
  • ハードルの踏切

こうした蹴った後、前に進みたい場合(陸上競技はほとんどが前に進む競技ですね)は左足で力を発揮するべきです。

右足の役割はブレーキ

次に右足の役割はブレーキです。
つまり自分にストップをかけて上向きのエネルギーに変えたい場合は右足がよいということです。

たとえば次のような局面が考えられます

  • 走り高跳びの踏切
  • 投擲種目のラスト1歩

足ではなく股関節が役割の違いを生む

ここまでではわかりやすくするために「足」をメインに考えてきましたが、本当に役割が異なるのは股関節です。
つまり左股関節は前方向への力を生み出し、右股関節は後ろ方向への力を生み出しているということです。

よって左股関節を回旋させる左足踏み切りの方が前方向への力を生み出しやすいということになります。
ただしあくまでも「そのほうが理にかなっている」というだけなので、無理して変える必要はないです。

実際に内川も走り幅跳びの踏切は理にかなっていない右ですが、7m跳んで全国7位になっているので大丈夫です。

この左右の足の役割の違いについてはこの本に詳しく書いてあります。

※概ね納得できる内容だが、所々推測や決めつけの部分があるので注意が必要。

例えばこんな箇所

  • 特に幅跳びに関しては、ほとんどのアスリートが左足で踏み切っている
  • 三段跳びも最初のホップは、ほぼ例外なく左足で行われる。

左足重心で運動能力は劇的に上がる!ーP141

まとめ

どちらの足で踏み切るかよりも大切なのは「助走スピード」いかに減速しない踏切をするか」です。
最初に踏切足を決めたら、あとはもっと大切な要素を伸ばすことにリソースを注ぎましょう

【今日のまとめ】

バイオメカニクス的には左足踏切がよいが、最も大切なのは気持ちよく踏み切れること

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