毎日更新をしている陸アカブログですが、
ちょっと今日は恐ろしく体調が悪いので
短く済まさせていただきます。
もうすぐ5月運動会の子達は運動会ですね。
陸上アカデミアに来ている子も
速い子、今から速くなりたい子、
速くなっている最中の子それぞれいます。
先日土曜日のレッスンで引率に来ていたお父さんと
そんな話をしたのですが、
子供がもうすぐ運動会です。
その子は学年でもトップレベルに足が速いのですが
ものすごい緊張しいで、
普通に走れば勝てるのに
以上に心配&緊張してしまいます。
これはテクニックというより原理的な話なのですが、
緊張をしなくなる方法があります。
どうするかというと、
緊張というのは実力以上の力に
見せようとしたときに起こります。
80の実力を100に見せようとすると
足りない20が緊張になり、
40の実力を100に見せようとすると、
足りない60が緊張になります。
仮に大人が九九のテストを受けるとしても
全く緊張しないですよね?
でも同じテストでも九九を習い終わったばかりの
小2生はものすごく緊張すると思います。
理由は自分の実力がわからないから。
これを克服するには、
- 何度も練習をする
- その練習を本番以上の緊張感で行う
この2つしかありません。
特に大切なのが2で、
みんな練習だからと思って手を抜きます。
抜いてるつもりがない子もいますが、
大抵は無意識のうちに
緊張感(危機感と言い換えても)が欠如します。
これはコーチとしてではなくて
アスリートとしての僕の意見ですが、
本番で練習以上の結果を出すことはできないです。
にも関わらず中途半端な練習しかしない子は、
本番では練習通りに物事が進むことは100%ないので
本番で100の力を発揮したいのに
練習では緊張感のなさから80のパフォーマンスになり、
本番は練習にはないストレスに晒され、
その影響により80から更にパフォーマンスが下がり、
結果的に60程度のパフォーマンスになり、
「練習の半分しか力を発揮できなかった」
ということになるのです。
なので、
「練習は本番のように緊張感を持って臨み、
本番は練習のように緊張感を落として臨む」
という姿勢が大切なのです。
余談ですが冒頭の男の子は
当然学年でもトップレベルなので足は速いのですが、
僕は慢心させないように
少し高めの目標を設定しています。
それは練習を本番のように行い
緊張感の高い状態で行う意味もありますが、
できるからこそより高いレベルに挑戦していかないと、
あっという間に他の子が成長し
追いつかれてしまうからです。
なので、自分が105%力を出せば達成できるくらいの
位置に目標を設定してあげると、
ひたすら成長することができ、
ここぞというときにも力が発揮しやすい
というお話でした。
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