DAY 084 | 2026-07-18 | 土曜
Target Gaze Throwing — 投げ終わりまで見ることで、体軸の崩れを減らす
他スポーツ・コーディネーション
Scene
事象(レッスンでこう見える)
メディシンボール投げで、投げる瞬間に頭が下がり、狙いと体の向きがばらけることがある。
Mechanism
正体(科学的メカニズム)
視線は単なる見る位置ではなく、頭部、体幹、腕の動きの基準になる。投げ始めから投げ終わりまでターゲットを見続けると、頭が先に落ちる動きが減り、体幹の回転と力の伝達がまとまりやすい。これは投球技術ではなく、走りやジャンプ前の姿勢制御にもつながる視覚運動課題である。
研究の読み方: Sourcesは公開URLが確認できるPMC中心の論文・レビューに限定。現場では用語暗記ではなく、観察点と負荷設定へ変換して使う。
Target Gaze
動作中に見続ける対象を決めること。
投げ終わるまで相手を見る。
Oculomotor Control
目を動かし、必要な情報を拾う制御。
足元ではなく次の場所を見る。
Visual-Motor Coupling
見た情報と体の動きが結びつく仕組み。
見る場所が変わると体の向きも変わる。
Action
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | 何が起きるか |
|---|---|
| ボールの軌道だけを見る | 投げる前の頭の落ちを見逃す |
| 腕の振りだけ直す | 視線と体幹の基準が残らない |
| 遠くに投げることだけ競わせる | 頭が突っ込み、再現性が落ちる |
- 投げ始め、リリース、投げ終わりの3点で目線がターゲットに残るか見る。
- 距離を短くし、狙い続けられる強さで投げる。
- 良い投げは飛距離ではなく、頭が残っているかで一度評価する。
投げたら終わりじゃなくて、投げ終わるまで相手の目を見る。
Connection
内川様の既存指導との接続
メディシンボール、視覚スキャン、Quiet Eye系のカードと接続する。腕振り単独ではなく、視線を通じた体幹のまとまりとして扱う。
Content
保護者説明とコンテンツ化
動画では、頭が落ちる投げと目線が残る投げをスローで比較する。ブログでは『ボール投げは走りの姿勢練習にもなる』で展開できる。
保護者へ: 「今日は動きが崩れる直前のサインを一つだけ見ました。家で反復を増やす必要はありません。」
Next
次回セッションへの引き継ぎ
メディシン投げでは、最初の5本だけ飛距離を見ず、投げ終わりの目線を評価する。
