DAY 079 | 2026-07-13 | 月曜
Shin Angle Projection — すねの向きで、押した力の行き先を見る
走り(スプリントメカニクス)
Scene
事象(レッスンでこう見える)
スタートで頑張っているのに、体が上に浮いて前へ進みにくい子がいる。
Mechanism
正体(科学的メカニズム)
加速では、力の大きさだけでなく、地面へ押した力がどの方向へ使われるかが重要になる。すねの角度は、子どもに難しい物理を言わずに力の向きを見せる手がかりになる。低くすること自体ではなく、進みたい方向へ押せているかを見る。
研究の読み方: Sourcesは公開URLで存在確認した論文・レビューに限定。現場では用語暗記ではなく、観察点と負荷設定へ変換して使う。
Shin Angle
すねが地面に対してどの方向へ傾いているか。
スタートで前へ倒れたすね。
Horizontal Force
前へ進む方向の力。
上ではなく前へ押す。
Sprint Acceleration
走り始めで速度を上げる局面。
最初の3〜5歩。
Action
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | 何が起きるか |
|---|---|
| 低く出ろだけを言う | 頭だけ下がり、押す方向が変わらない |
| つま先だけ意識させる | 全身の傾きと足の置き方がずれる |
| 腕振りから直す | 主因の力の向きが残る |
- 構えで頭、肩、腰、膝、かかとの線をそろえる。
- 1歩目のすねが進みたい方向へ傾いているかを見る。
- 坂ダッシュで前へ押す感覚を作り、平地へ戻して確認する。
「低くなるために頭を下げるのではなく、すねが進みたい方向を指すように押す。」
Connection
内川様の既存指導との接続
フロントサイド、投射角と加速姿勢、坂ダッシュのレッスン知見と接続する。今回はすねを力の向きの目印にする。
Content
保護者説明とコンテンツ化
動画では、頭だけ下がる例と、すねの向きが前へそろう例を比較する。保護者には『フォームの形ではなく、力の向き』として説明できる。
保護者へ: 「今日は動きが崩れる直前のサインを一つだけ見ました。家で反復を増やす必要はありません。」
Next
次回セッションへの引き継ぎ
坂ダッシュ前の構えで、すねの向きと頭の位置を1回だけ確認する。
