DAY 075 | 2026-07-09 | 木曜
Faded Feedback — 最初は教えて、でき始めたら言葉を減らす
声かけ・学習理論
Scene
事象(レッスンでこう見える)
1本ごとに細かく直すと、その場では良くなるのに、次回になると戻ってしまう子がいる。
Mechanism
正体(科学的メカニズム)
外からのフィードバックは初期の方向づけに役立つ一方、多すぎると本人が自分の感覚で誤差を見つける機会が減る。最初は観察点を共有し、成功が出始めたら言葉を減らして、本人に判断させる時間を残す。
研究の読み方: Sourcesは公開URLで存在確認した論文・レビューに限定。現場では用語暗記ではなく、観察点と負荷設定へ変換して使う。
Faded Feedback
上達に合わせてフィードバック量を減らす方法。
最初は教え、後半は本人に言わせる。
Knowledge of Results
結果についての情報。
線を踏めた、踏めなかった。
Guidance Hypothesis
フィードバックが多すぎると依存が起きるという考え方。
先生が言わないと分からない状態。
Action
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | 何が起きるか |
|---|---|
| 毎回すぐ直す | 本人の自己判定が育たない |
| でき始めても同じ量で説明する | 注意が外の声に依存する |
| 急に完全放置にする | 何を見ればよいか分からない |
- 最初の3本は観察点を1つだけ伝える。
- 成功が出たら、次の3本は『今のは何が良かった?』へ切り替える。
- 最後の1本は声をかけず、本人の再現性を見る。
「今は答えを言いすぎない時間にする。自分で『今のは違う』が分かれば、次回も残りやすい。」
Connection
内川様の既存指導との接続
自己選択練習、アナロジー学習、文脈干渉と接続する。今回は声かけ量の減らし方をテーマにする。
Content
保護者説明とコンテンツ化
LINEでは『直されない時間も練習です』として保護者に伝えられる。ブログでは、毎回指示するより残る練習設計として展開できる。
保護者へ: 「今日は動きが崩れる直前のサインを一つだけ見ました。家で反復を増やす必要はありません。」
Next
次回セッションへの引き継ぎ
同じ技術課題で、前半は説明、後半は質問、最後は無言観察に分ける。
