Day 037 | 2026-06-01
Stiff Knee Pattern — 膝が曲がらない走りは脚の回収遅れ
月曜:走り(スプリントメカニクス)事象(レッスンでこう見える)
スピードが上がると、膝が前に抜けず、脚全体を棒のように振り回す子がいる。
本人は一生懸命に脚を速く動かしているが、遊脚の回収が遅く、接地位置が前に流れやすい。
「膝を上げろ」ではなく、股関節・骨盤・接地位置の連動として見る必要がある。
正体(科学的メカニズム)
遊脚期の膝屈曲が足りないと、脚の回転慣性が大きくなり、前方回収に時間がかかる。
接地が前に流れるとブレーキが増え、次の支持脚で余計な力が必要になる。
子どもでは柔軟性、股関節屈曲、リズム、恐怖心が混ざって棒脚パターンになる。
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | なぜダメか |
|---|---|
| 膝だけを高く上げさせる | 骨盤が後傾して接地がさらに前へ出る |
| もも上げを量だけ増やす | 回収と接地のつながりが変わらない |
| 硬さを努力不足と見る | 可動域・恐怖心・タイミングの問題を見落とす |
1. 踵をお尻へ戻す感覚を使う
膝を上げるより、脚を小さく畳むキューを使う。
膝を上げるより、脚を小さく畳むキューを使う。
2. ミニハードルを低く置く
高く跳ばせず、脚を前に回収する軌道だけ作る。
高く跳ばせず、脚を前に回収する軌道だけ作る。
3. 接地位置を見せる
体の真下に近い接地を動画で見せ、前ブレーキを減らす。
体の真下に近い接地を動画で見せ、前ブレーキを減らす。
既存指導との接続
フロントサイドメカニクス、回転慣性、足の回収カードと直結する。
腕振り単独ではなく、頭・体軸・骨盤から直す既存方針に合う。
コンテンツ化の可能性
| 形式 | テーマ案 |
|---|---|
| 動画 | 脚が棒になる子の直し方 |
| ブログ | 膝を上げろで走りが直らない理由 |
