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Coaching Card Day 004 | ジャンプ | RSIと至適接地時間

Day 004 | ジャンプ | RSIと至適接地時間
Day 004 | 2026-04-08

ジャンプの「高さ」より「軽さ」が足の速さに直結する

火曜:ジャンプ・SSC

ジャンプ系ドリルで「高く跳べるけどドスンと着地する子」と「低いけどポンポン軽快に跳べる子」がいる。

保護者は「高く跳べる方がすごい」と思うが、スプリントに直結するのは後者

前者はカウンタームーブメント(沈み込み)で時間をかけて力を出している。後者はSSCの弾性エネルギーで瞬時に跳んでいる。

RSI(Reactive Strength Index) — ジャンプの「質」を測る指標

RSI = ジャンプ高 ÷ 接地時間

高さだけでなく「どれだけ短い接地で跳べるか」を評価する指標。

RSIが高い子 → 短い接地で高く跳べる → SSCの弾性エネルギー回収が上手い → スプリントの接地でも弾む

RSIが低い子 → 長い接地でしか高く跳べない → 筋力でカバーしている(非効率)→ スプリントで「ベタベタ」になる

核心:スプリント中の接地は80〜200ms → この超短時間で力を出す能力 = RSI → 単なる「ジャンプ力」とは別の能力

レッグスティフネスがカギ → 脚全体をバネのように硬く使う能力。RSIと強く相関する
研究: プライオメトリクスによるRSI改善は成熟度によらず起こる。pre-PHVでもpost-PHVでも同程度の改善(ES = 0.47〜0.67)(Ramirez-Campillo et al., 2023, メタ分析)
研究: 4週間のプライオメトリクスで男子青少年のRSIとレッグスティフネスが有意に改善。短期間でも効果あり(Lloyd et al., 2012)
研究: ドロップジャンプのテクニック(バウンス型 vs カウンタームーブメント型)によりRSI値が大きく異なる。バウンス型の方がスプリントに転移しやすい(Byrne et al., 2017)
✕ やりがちな間違いなぜダメか
「もっと高く跳べ」と指示接地時間が延びてRSIが下がる。高さだけ追うと逆効果
ドロップジャンプの台を高くしすぎる子どもは接地を吸収できず潰れる。ケガリスク↑
ジャンプ練習を毎日やる腱の適応は筋より遅い。48時間以上のレストが必要

1. 「高さ」ではなく「接地音」でフィードバック

  • 「着地の音をできるだけ消してみて」→ 自然とGCTが短くなる
  • 外的フォーカスの声かけとして最適(結果に注意を向けさせる)
  • 動画のスロー再生で「沈み込み深さ」を比較するとさらに効果的
「地面をトランポリンだと思って。沈み込まずにポンッと跳ね返る。足首のバネだけで跳んでみて」

2. ドロップジャンプは低い台から「バウンスタイプ」で

  • 台は20〜30cm(膝下の高さ)で十分
  • バウンス型:膝をほとんど曲げずに足首のバネで即座に跳ぶ
  • カウンタームーブメント型(深く沈む)はスプリントへの転移が小さい

3. ポゴジャンプでRSIの感覚を入力

  • 足首の弾性だけで小さくポンポン跳ぶ
  • ウォーミングアップに組み込める(10回 × 3セット)
  • 「足首のバネだけで跳ぶ」感覚が身につくとスプリントの接地も変わる
動画フィードバックでジャンプの接地瞬間をスロー再生 → 「潰れている」か「弾んでいる」かが一目瞭然。保護者にも見せやすい
段階的難易度設計がそのまま適用できる:ポゴジャンプ → アンクルホップ → 低台ドロップジャンプ(バウンス型)の3段階
少人数制だからこそ、1人ずつの接地音を聞いて個別フィードバックできる。大人数では不可能
形式テーマ案
ブログ記事「ジャンプ力が高い子が足が速いとは限らない理由」
LINE配信「足が速い子のジャンプは”低くて軽い”」
保護者向け動画「ジャンプの”質”を見分ける方法 — 音で判断」

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