DAY 113 | 2026-08-22 | 土曜
Locomotor Pattern Variety — 走る以外の移動語彙を、毎回一つ増やす
他スポーツ・コーディネーション
Scene
事象(レッスンでこう見える)
走るのは速いのに、スキップやギャロップになると急にぎこちない。
移動の引き出しが「前に走る」の一択になっている。
Mechanism
正体(科学的メカニズム)
スキップ・ギャロップ・ホップなどの移動系基礎運動スキルの幅は、体力や活動量、その後の運動継続と関連すると報告されている。これらのスキルは年齢とともに自然に出揃うのではなく、練習機会があって初めて育つ。移動語彙が広い子は、新しい動きの学習にも足場が多い。
研究の読み方: 関連を示す研究が中心で、どれだけやれば走りが速くなるという処方量はまだ確立していない。
Fundamental Movement Skills
走る・跳ぶ・投げるなどの基礎運動スキル群。
Locomotor Skills
体を移動させる系統のスキル(スキップ・ギャロップ等)。
Motor Repertoire
その子が持っている動きの種類の幅。
Action
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | 何が起きるか |
|---|---|
| ウォームアップが毎回同じ | 移動語彙が増える機会がない |
| できないスキップを笑う空気を放置する | 挑戦する子がいなくなる |
| 幼い動きと切り捨てる | 走りへ還元される土台を見落とす |
- ウォームアップに毎回一つ、走る以外の移動を入れる(スキップ・ギャロップ・サイドステップ・後ろ向き)。
- 同じ様式を左右・前後の両方向で行う。
- できてきたら、リズムや速度を変えて揺さぶる。
今日は移動のメニューを一つ増やそう。どれからやる?
Connection
既存指導との接続
バック走(day049)・対側性クロスクロール(day029)を、「移動語彙を増やす」という一つの棚に束ね直す。
Content
コンテンツ化の可能性
家でもできる「移動の語彙表」一覧図解。
Next
次回セッションへの引き継ぎ
ぎこちなかった移動様式を記録し、次回のウォームアップに同じものを再度入れる。
