DAY 076 | 2026-07-10 | 金曜
Bone Stress Load Spike — 痛みの前に、急に増えた量を探す
成長・発達・傷害予防
Scene
事象(レッスンでこう見える)
走れる日は元気だが、数日後にすね、足首、足の甲の痛みを訴える子がいる。
Mechanism
正体(科学的メカニズム)
成長期の骨は運動刺激で強くなるが、回復より負荷の増加が急だと骨ストレスが蓄積しやすい。痛みが出てから根性論で続けるのではなく、直近の走行量、ジャンプ量、試合、体育、睡眠をまとめて見る。
研究の読み方: Sourcesは公開URLで存在確認した論文・レビューに限定。現場では用語暗記ではなく、観察点と負荷設定へ変換して使う。
Bone Stress Injury
骨に小さな負荷が繰り返し蓄積して起きる傷害。
すねや足の甲がじわじわ痛む。
Load Spike
運動量や強度が急に増えること。
試合と練習が同じ週に重なる。
Recovery Window
体が負荷から回復するための余白。
強い練習の翌日に反応を見る。
Action
打ち手(レッスンで使えるもの)
| やりがちな間違い | 何が起きるか |
|---|---|
| 痛い場所だけを見る | 原因の負荷急増を見落とす |
| 休ませるか続けるかだけで考える | 段階的な戻し方が作れない |
| 成長痛で片づける | 骨ストレスのサインを遅らせる |
- 痛みの前7日間で、走る量、ジャンプ量、試合数が増えていないか聞く。
- 片脚ホップや押す動きで痛みが出る場合は、レッスン強度を落とす。
- 再開は距離と回数を半分から戻し、翌日の反応を見る。
「今日は痛みを我慢して伸ばす日ではなく、体が受け止められる量を探す日です。」
Connection
内川様の既存指導との接続
PHV負荷管理、成長速度と痛み、シーバー病カードと接続する。今回は痛みが出る前の負荷急増を主役にする。
Content
保護者説明とコンテンツ化
保護者向けには『急に頑張れた週ほど、翌週の痛みに注意』として短文化できる。ブログでは、練習量を増やす時の見守り表にできる。
保護者へ: 「今日は動きが崩れる直前のサインを一つだけ見ました。家で反復を増やす必要はありません。」
Next
次回セッションへの引き継ぎ
痛みがある子は、前週の運動量と睡眠を確認し、反発系を減らした観察メニューへ切り替える。
